広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1259号  2013年  2月  20日

市職労 第2回中央委員会
要求かかげ組織強化・拡大へ

公務公共業務の拡充で安全・安心な自治体を

 市職労は2月13日、広島市社会福祉センターで、第2回中央委員会を開き、2013年春闘をたたかう意思統一をしました。
 安倍自公政権は、「財界中心」「アメリカいいなり」の政治、競争至上主義の「構造改革」を推進しています。「防波堤」となるべき地方自治体が、逆に国の悪政推進役とされ、広島市では福祉後退を含む「事務・事業の見直し」案がだされました。
 中央委員会は、住民との共同、公務・民間の共同を通じて、公務員バッシングをはね返して組織強化・拡大をはかり、いのちと暮らしを守ること、自治体労働者の働く権利、とりわけ嘱託・臨時職員の不安定雇用解消にむけて、春闘をたたかうことを確認しました。


現業評 第33回定期総会 開く
いのちと暮らしを守る

現業攻撃をはねかえそう

 市職労現業評議会(現業評)は2月7日、第33回定期総会を開き、2012年度の経過報告を確認し、2013年度運動方針を決定しました。
現業職場の必要性を訴えて
 冒頭、岩田現業評議長が、「退職手当削減や人員削減など、公務労働者をめぐってはきびしい状況が続くが、引き続き現業職場の必要性をしっかりと訴えていかなければならない。そのためには民間労働者や住民との共同を追求し、運動をいっそう強化していく必要がある」とあいさつしました。
住民との共同を追求して
 総会は、正規職員の新規採用や非正規職員の待遇改善を求めてたたかい、安心して働ける高齢期雇用制度の確立をめざすことを確認しました。また、「第10回ひろしま給食まつり」の成功をはじめ、住民との共同を追求することを意思統一。2013年度運動方針を満場一致で採択しました。
安全・安心な住民サービスを
 現業攻撃をはねかえし、住民のいのちと暮らしを守るため、「安全で安心な住民サービス」の充実と2013年国民春闘勝利をめざすと総会宣言をしました。そして、岩田現業評議長による「団結ガンバロー」で総会を締めくくりました。


安心・安全な保育園を!!
保育園支部回答交渉

 市職労保育園支部(保育園支部)は2月12日、市役所本庁舎講堂で、こども未来局の保育企画課と回答交渉をおこない、53名が参加しました。
調理員の採用を実現
 2013年度は、正規調理員の採用実現という、大きな要求の前進がありました。
待機児解消策は?
 広島市は、2015年度に待機児ゼロをめざすということですが、民間保育園を新設しても待機児は減るどころか増え続けています。公立保育園では、定員超過入所を4月から保育室面積最大限にするということです。
耐震審査はゼロ?!
 受け入れるからには、安心・安全な場所で子どもたちの健やかな成長発達を保障していきたいものですが、今年も保育園の耐震審査は1園も予算がついていません。ふくしま第二保育園の廃園問題など広島市の福祉に対する姿勢が問われています。
 同日、保育園支部は、嘱託職員の働き方に関する要求書を提出しました。切実な現場の要求実現とともに、子どもの最善の利益を求めて要求・活動していきます。


課税課・収納課をなくす?! 
  
区役所はどうなるの?
― 税事務所統合化案示される ―

 人事当局は、現在、区役所にある課税課・収納課を組織的に財政局に集約し、市内4箇所の市税事務所と1箇所の収納対策部に再配置することを提案しています。
 市税事務所は中区・西区・東区・安佐南区の4つの区役所に置かれ、市税事務所のない4区には一部機能を残す税務室をつくるとしています。
区役所の組織力の後退に
 これまで区役所の市民部に所属し、区役所における職員数でもかなりの割合を占めている課税課・収納課がなくなれば、区役所の組織構成や人事にもさまざまな影響が出ます。すでに実施されている他都市でも防災や選挙などで課題が浮き彫りになっています。これは、「区役所機能の強化」という市の方針とも相容れないものです。
市民との距離も遠のく
 また、市民と接する窓口が、市民から見れば「遠のく」のは否定できません。特に一部機能だけの税務室になる区の区民から見れば、行政サービスの後退にしか見えません。
市政の一体性は保てるか
 現在、区役所は各部門の職員が連携して、市民に対して必要なサービスを提供していますが、課税課と収納課が区役所から財政局に集約されると、これらの連携が解けてしまう懸念があります。
十分に検討する時間を
 少なくとも、区役所の他の業務との連携などについて十分な検討が必要です。市職労区役所連絡協議会は、2013年の7月に収納部門統合、10月に市税事務所設置という性急なスケジュールを改め、現場でしっかり検討する時間を持つよう求めていきます。


非正規公共評 全国交流会
労働に「誇り」持ち 待遇への「怒り」結集して

 第21回自治体非正規・公共関係労働者全国交流会が2月2日〜3日、群馬県安中市で開催され、全国から約200名(広島から6名)が集いました。
誇りと怒りの大運動を
 非正規公共評の大場議長が「3年目となる『誇りと怒りの大運動』を強化しよう」と開会あいさつ。記念講演をおこなった中村和雄弁護士は、「人間らしく生活できる働き方、将来に不安のない働き方、格差・差別のない働き方をめざし実現するため、組合運動の役割は重要」と訴えました。
たたかいを交流して
 非正規公共評の松原事務局長が基調報告した後、継続雇用希望嘱託職員の一次試験免除を勝ち取った豊橋市嘱託職員連絡会など4つの特別報告がありました。
 2日目は、5分科会(@指定管理者制度・公益法人改革への対応、A自治体非正規職員の賃金・権利の改善、B雇い止め・雇用中断とのたたかい、C仲間づくり・青年次世代育成、D非正規・女性差別の撤廃めざして)と基調講座(非正規雇用労働者の賃金権利問題)そして2職種別交流(@障害者施設職員の活動交流、A消費生活相談員の交流)に分かれて交流しました。
 消費生活相談員の交流会では、消費生活相談員の雇い止めをなくし、切実な要求を前進させるために、全国的なネットワークの設立を訴えた集会アピールを全会一致で採択しました。


公務・公共労働者とは!?各園館の交流
自治体動物園連絡会第15回総会

 自治労連の自治体動物園連絡会は2月5日〜6日、山口県周南市で、2012年度自治体動物園連絡会第15回総会を開きました。
改正労働契約法について学ぶ
 1日目は、@労働契約法の改正と非常勤職員、A労働組合法における団体交渉権の行使をテーマに、学習講演会をおこない、自治労連本部の藤倉専門委員が、労働契約法改正と公務・公共労働者の権利について講演しました。そのあと、パート・非常勤職員の2013度以降の雇用について、また、施設の再整備と課題について、各園館のテーマ報告がありました。
現状に基づいて討論
 2日目は、各都市の現状報告をもとに、@各都市の課題、特に管理運営問題、A職員採用状況、B福利厚生での課題や改善、C効果的だった新規イベント、D特徴的な種の保存、教育等動物園事業について、討論をおこないました(安佐動物公園 山根健市)。