広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


号外号  2013年  11月  18日

賃金確定交渉 妥結  ぎりぎりの選択

住宅手当、再任用で前進回答

 市労連は11月14日、組合員の座り込み支援を受けて、第3回賃金確定交渉をし妥結しました。主な妥結内容を速報します。
 当局は月例給、一時金の改定は、国、市の人勧で据え置きになっており、改訂しないとしました。
 住宅手当は、国や他の政令市の状況に鑑み、持家部分を経過措置を設けて削減。借家部分を引き上げ、国の支給限度額に揃えていくと回答(別表1)。
 

再任用制度について、第一次回答(11月5日)から改善の回答をしました。
〈給与水準の引き上げ〉
 市労連は、給与水準の引き上げを強く求め、別表2(2面に掲載)の最終回答を引き出しました。
〈年金支給開始の翌年度から65歳到達年度末まで短時間再任用となる〉
 第1次回答では「年金支給開始年齢の翌年度から65歳到達年度末まで再雇用嘱託となる」でしたが、第2次回答で、「年金支給開始年齢の翌年度から65歳到達年度末まで短時間再任用となる」と前進回答。
〈技能業務職の再任用の格付け改善〉
 第1次回答で、技能業務職の再任用の格付けは、行政職3級から1級との提案でしたが、市職労と単組協議の結果、技能業務職の場合、指導員は3級、その他の職は2級に改善。市職労は全員3級にと要求、今後の課題となりました。
 再任用の運用で、体力的な問題などから「フルタイムは1人役」とは一律にいかない実態を協議し、必要な手立てを労使で協議することになりました。
〈年金の支給停止に注意してください〉
 今年度末定年退職の方が再任用を希望する場合、年金の支給停止の関係に注意する必要があります。
・フルタイムの再任用になった場合、再任用期間は共済年金加入となり、給与と年金の合計額が月額28万円を越えると年金が支給停止になります。そのため、誕生月が4月から9月ごろまでの生まれの方は、短時間再任用になった場合より、年収が少なくなる逆転現象が生じることがあります。ただし、市職員採用前の年金加入等の条件で、個人個人の額が違います。詳しくは職員共済組合年金担当および年金事務所に確認してください。
 市職労は福利課に退職者説明会で、説明することを申し入れ、12月25日、26日の退職者説明会で再任用制度と年金支給停止等の関係について説明されることになりました。
〈嘱託・臨時の待遇改善〉
 正規職員の再任用制度だけでなく、嘱託・臨時職員の待遇改善を要求。嘱託について、当局は「別途、嘱託交渉で協議するが、市労連の重要課題であると認識して臨みたい」と回答しました。


ぜひ、あなたも市職労へ
労働組合は労働者ならだれでも加入でき正規・嘱託を問いません。

 労働者ひとりでは、使用者に対して弱い立場にあります。労働者が力を合わせて交渉などを進めるために、労働組合を作ったのです。
 「地方自治」は、日本国憲法で初めて明記され、市町村が住民による住民のための「自治体」になりました。
 市職労は、賃金・労働条件だけでなく、住民の要求実現のため住民とともに運動しています。「住民に喜ばれる仕事をしたい」という気持ちを叶えるのも、市職労の願いです。
 市職労は広島市に働く正規・嘱託のすべての仲間の加入を待っています。