広島自治労連
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広島自治労連機関紙「ひろしま」 2017年9月号
自治労連第39回定期大会
改憲阻止、住民本位の地域再生をめざそう

 8月26日〜29日、自治労連第39回定期大会が埼玉県さいたま市で開催されました。

■安倍政治の暴走を止める
 大会初日、主催者あいさつにたった猿橋執行委員長は、共謀罪法の強行や、森友・加計学園問題など、国政の私物化を繰り返す安倍政権に、国民の怒りがわき上がっと指摘しました。
 また、国連で採択された核兵器禁止条約交渉会議に参加せず、批准もしないと表明している日本政府に、唯一の被爆国としての責任を果たさせようと呼びかけました。  さらに、暴走する安倍改憲、労働法制改悪などを阻止するために、早期退陣、総選挙を要求し、市民と野党の本格的な共同を地方、地域から広げようと語りました。

■すべての労働者の賃上げ、安定雇用を
 運動方針の柱は、▽安倍改憲政治阻止、戦争法、共謀罪廃止をめざす。▽憲法をいかし、長時間労働の一掃、住民本位の自治体建設のために住民共同を進める。▽すべての労働者の賃上げ、安定した雇用を求めるなどです。
 そして、2020年から非正規の働き方を変える地公法、地自法改正について処遇改善に向けて、学習と運動を広げる取り組み、「力を合わせ、なくそう雇用格差 築こう充実した公務公共職場」運動の重要性を訴えました。

■地域住民本位の地域再生を
 討論には、3日間で74名が発言。残業の実態告発、憲法キャラバン、共同の力の発展方向などが報告されました。
 広島からは2名が発言。核兵器禁止条約締結を受けて「ヒバクシャ国政署名」の推進と非正規労働者の改善要求運動の前進を訴えました。
 定期大会は、安倍政権による改憲阻止、住民本位の地域再生をめざす取り組みなどの運動方針を確認し閉会しました。
 来年は記念すべき第40回定期大会を大阪府堺市で開催します。
 
現業評第20回定期大会
 広島市職労の加藤代議員は、佐伯区学校給食センターの問題や保育園正規調理員不在園について、伊津代議員は、平和学習と環境局支部の業務再編の状況についての報告を行いました。
 現業労働者に対する攻撃が強まる中、地震や豪雨災害の緊急時における専門性を発揮した取り組みにより、新規職員採用やリストラ提案の見直しなどの成果を勝ち取った多くの自治体で報告があり、「全体の奉仕者」として、住民のくらしを守るため奮闘することを宣言して終了しました。
なお、事務局長が12年間務めた岩田さん(広島市職労)から尾崎さん(神奈川)に交代しました。

非正規雇用・公務公共関係評議会第25回定期大会
 広島自治労連非正規公共評議長の三宅代議員は、@広島県に「広島県指定管理者の雇用・待遇の根本的改善を求める要求書」を提出、申し入れたこと、A「地方公務員法及び地方自治法の一部改正する法律」について、「いつでも雇止め」「いつまでも非正規」を固定化し、「職員を低賃金のままで使い続ける」任用制度の危険性を学習し、非正規公共労働者の仕事に対する誇りと怒りを訴え、県内の労働組合と地域住民との共同を広げながら、雇用の安定と生活できる賃金をめざす、と発言しました。

社会福祉部会第28回定期総会
 生活保護、高齢福祉、障害福祉、児童福祉を中心に社会保障闘争に取り組んでいます。
 発言では、低賃金、残業増、人員不足、職員意識の低下、メンタル休職者増等で仕事が追いつかない他、深刻な問題点が報告されました。
 広島からは野上さん(市社会福祉事業団労組)は、広島自治労連福祉連絡職場交流会を若手職員中心で開催し、語り合っていることを、大畠さん(広島介護労)が、会計年度任用職員と位置づけられても賃金の経験年数加算等の到達点を後退させないたたかいをしようと発言しました。

輝け!子どものいのちと笑顔 つくりだそう保育・子育ての未来を
 第49回全国保育団体合同研究集会が、2017年8月5、6、7日の3日間埼玉で開催され、全国から9320名・広島県から50名・広島公立から9名が参加しました。

★工夫を凝らしたオープニング
 オープニングは、「心に響け 平和への誓い」と題し、保育者や子供たちによる秩父音頭と秩父屋台囃子でスタートしました。
 講談では、明治時代の自由民権運動と農民たちが共に声をあげた「秩父事件」について語られ、文化企画は、二本松はじめさん&町田浩志さんコンサート、「うたって つながって 元気に笑顔で明日へ」で盛りあがりました。
 つながり仲間のみなさんが元気に歌い、「九ちゃん音頭」に平和への願いを込めて歌ってくれました。

★全国の取り組みに刺激を受ける
 2日目は、15の講座、37の分科会に分かれて、保育実践や運動について活発に討論・交流し、学びを深めました。
 熊丸みつ子さんの子育て講座「今を生きる子どもたちへ伝えたいこと」に参加した保護者は、「子どもとたくさん触れ合うことができ、楽しかった」と、また、保育園の子育て支援活動の分科会に参加し、全国の進んだ取組を聞いた参加者は、「広島は遅れている。がんばらねば」と感想を語りました。

★伝承・可能性・すばらしさ
 3日目の全体会―開催地の保育者と子どもたちが、会場いっぱいを使い構成劇とエイサーを行いました。  
 子どもたちへの文化の伝承の大切さと保育の可能性・すばらしさを感じました。  来年は、50回記念大会が大阪で開催、あなたも是非、参加しましょう。

女性たちの粘り強い運動で未来を切りひらく
うちら女性部
 8月19日(土)〜20日(日)岩手県盛岡市で第63回日本母親大会が開催され、全国からのべ13000人、広島自治労連女性部から5名が参加しました。
 全体会の各地の運動交流では、広島市中区在住の浅川晴恵さんが、「被爆者として核兵器禁止条約締結を喜ぶとともに、『ヒバクシャ国際署名』をより一層集めていきます」と発言しました。

◆分科会「男女平等の扉を開けた岩手の女性たち」
 1955年スイスで開催の第1回世界母親大会に農村女性として参加し、東北各地に母親大会の種まきをした土川マツエ。原発誘致反対運動の先頭に立った岩見ヒサ。女性の31歳定年は憲法違反と勝利した大沢栄子。女性が夫の年収額により家族手当不支給は男女差別だと認めさせた菅原礼子。
 岩手で行動し発言した女性たちと支えた仲間を知り、運動を学び伝えることが、平和や人権を守るために大切であると感じました。
 男女平等の扉を開けた女性たちの心を継承し、行動する女性を支える土壌を作っていきたいと思いました。

◆被災地訪問「「福島県・相馬訪問と懇談」
 福島県浜通りのホテルに宿泊、従業員から、「被災前と同種の漁獲があるが全種線量検査をするとまだ約20種のみの出荷しかできない」と聞きました。
 今年3月31日に避難解除された地域があるが、戻ること戻らないことの選択は、その住民の思いを尊重してほしいと話されました。
 放射能は「見えず、臭わず、無音」だからこそ恐ろしく、自分たちは人体実験されているのでは、と不安な生活を聞き、国として国民を本当に安心・安全に守ることを実現すべきだと痛感。福島の現状を伝え広げます。

嘱託、臨時職員のおしゃべりカフェ
 9月2日(土)呉市勤労プラザで「呉市で働く嘱託、臨時職員」のおしゃべりカフェを開催、組合員1名と未加入者11名、県本部から4名が参加。組合員の田中美恵さんが、なぜ組合加入したのか、自分の要求等を話したあと、参加者から矛盾に思うこと、疑問に感じること、改善してほしいこと等をざっくばらんにおしゃべりし、あっという間の2時間でした。次回開催の約束をし、組合員も1名増え盛会でした。

公共施設再編?統合?
自治体の中で急速に進んでいる公民館・学校・図書館等の公共施設の再編・統合問題について、現在ある公共施設を利用している住民の方々には、ほとんど知らされておらず、急な再編・統合・廃止が告げられる恐れがあります。
 公共施設発足当時の住民の意思や、その利活用の変遷には地域の歴史があり、施設を使ってきた住民の方々の意見を十分集約して、活用のあり方を、地域やコミュニティの立場から考えることが必要です。
 現在公共施設を管理している自治体関係者は、積み上げてきた考えを地域住民の方々と一緒に話し合う場を早期に立ち上げることが求められています。
 また、すでに再編・統合問題が出ている施設の関係者の方々は早急に協議の場を作る必要があります。
 今回の公共施設の再編・統合・廃止の真の狙いは何なのか、話し合いの観点はどのような方法で進めるべきなのか、先進的な具体例を交えながら学び合いたいとおもいます。 
 
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