広島自治労連
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広島自治労連機関紙「ひろしま」 2017年8月号
「核兵器完全廃絶」は夢ではない、「現実」となる
核兵器禁止条約実現を力に
◆核兵器のない世界に向かうなかで
8月6日(日)、原水爆禁止2017年世界大会―ヒロシマデー集会に2000名が参加して開かれました。
集会の冒頭、国際会議宣言報告があり、その中で、7月7日の国連会議での核兵器禁止条約締結を受けて初の世界大会となり、核兵器廃絶へ向け大いに盛り上がりました。
核兵器禁止条約の実現から、核兵器完全廃絶と「核兵器のない平和で公正な世界」に向かうなかで決定的なことは、核保有国とその同盟国において、禁止条約を支持する国民的多数派をつくり、世論と運動で政府に調印・批准させることと述べ、日本政府は、アメリカの「核の傘」から脱却し、すみやかに条約に調印することを訴えました。
 この運動を大きく発展させるために、「ヒバクシャ国際署名」のいっそうの推進と、核兵器禁止条約の調印開始(9・20)、「核兵器の全面廃絶のための国際デー」(9・26)までを「平和の波」運動と位置づけ取り組もうと訴え、若い世代とともに高く歩もうと結びました。

◆すべての国家、市民社会との対話を
 被爆者代表の田中熙巳さんは、唯一の被爆国である日本が核保有国などといっしょに条約に背を向けるのは許されないと批判。政府代表のクリューガーさんは、核保有国が条約に参加しない段階でも、「すべての国家、市民社会との対話を引き続き求める」と述べ、条約発効後の第1回締約国会議をウィーンで行いたいと語りました。
 最後に、「非核平和の日本」「核兵器のない世界」の実現を訴えた「広島からのよびかけ」を採択し、長崎大会に引き継ぎました。
 
映画『スノーデン』から「共謀罪」を考える
 7月9日(日)、広島県立美術館地下講堂で映画「スノーデン」が上映されました。
 この作品はNSA(米国家安全保障局)の職員エドワード・スノーデンが、アメリカ政府による膨大な個人情報監視の事実を暴露した実話にもとづいています。
   アメリカが極秘に構築した個人情報収集プログラムはテロリストだけでなく、多くの市民におよび、日本をはじめ同盟国まで対象とする驚嘆の事実に危機感を募らせたスノーデンは、自由な世界を願い、国家権力に立ち向かいました。
 奇しくも日本では、6月15日に共謀罪法を安倍政権が強行可決しました。共謀罪法がテロ対策といいながら、一般市民を監視し、物言えぬようにしていくものであることが、映画「スノーデン」の内容からも明らかです。
 スノーデンが暴露し、アメリカ政府(当時のオバマ政権)は国家による個人情報収集はしないと言いましたが、日本でも共謀罪法を廃止させることが重要です。
新鮮力(しんせんりょく)C 〜今年の NEW FACE を紹介〜
広島自治労連は、4月以降組合加入が続いています。新しい仲間がどんなひとたちなのか、少しだけ紹介します。

笑顔で、何事にも挑戦を  広島市ひと・まちネットワーク職労/公民館専門員
 ソフトボールは50m投げられる私は、野球やバトミントンが趣味で、美容やファッションにも関心があります。
 現職に就く前、公民館で勉強し、公民館職員に興味を持ち今に至りました。雇用形態の違いで労働条件に納得いかないことを各自あるのではないかと思うので、一人ひとりの声を尊重し組合が力になれたらと思います。そのためにも「信頼」される行動をとれるようがんばります。

青年部 やっと交流できたね
福山★東広島★広島の青年たち
 7月8日(土)〜9日(日)の1泊2日で、広島自治労連青年部主催「交流ツアーin鞆の浦」を開催、3単組から11人が参加しました。
 広島自治労連に加盟する「広島県福祉事業団労組」は、東広島市や福山市に職場があり、単組青年部として活発に活動しています。今回は福山・東広島・広島の青年たちの交流が実現することとなりました。
 8日は鞆の浦に集合。自己紹介後、古い町並みが残る路地や、フェリーで渡って仙酔島などを散策しました。
 宿泊は、「ツネイシしまなみビレッジ」。夕食交流会では、ビンゴ大会で盛り上がりました。交流会の後も、雑談に花を咲かせたり、仕事や今後の組合活動の話になったりと、時間を忘れて夜遅くまで語り合うことができました。
 9日は「みろくの里」へ。4月にオープンしたばかりの「ダイナソーパーク」では、森の中に実物大の恐竜が現れ、まるで映画の世界に迷い込んだようでした。参加者は、全てのアトラクションを体験するグループ、ミニゴルフコースで3単組入り混じってのチーム対決をするグループなど、童心に返って楽しく過ごしました。
 梅雨の真っ只中でしたが、幸いにもほとんど雨に見舞われることなく、広島・東広島・福山市の青年の交流が大いに深まった2日間となりました。

本土の沖縄化ではないか
自治労連中国ブロック現業評・広島自治労連女性部 第20回平和学習会in岩国市
 自治労連中国ブロック現業評議会と広島自治労連女性部は、7月22日(土)に岩国市で第20回平和学習会を開催しました。講師に岩国市平和委員会事務局長の吉岡光則氏をお招きし、岩国基地と愛宕山のフィールドワークを中心にお話を聞きました。

日本で3番目に大きな米軍基地
 岩国基地は、海を埋め立て陸上面積が1.4倍に拡張、埋立てに必要な土は愛宕山から調達、嘉手納、三沢基地に次ぐ日本で3番目に大きな米軍基地になりました。旧滑走路の幅員も拡幅し、これら事業費約2500億円は日本負担です。
 また、南沖合には水深13メートルの岸壁を整備し、3万トン級の艦船の接岸を可能になりました。オスプレイを岩国基地に陸揚げしたことは、この岸壁と滑走路を併せ持っている基地だからこそ「本土の沖縄化」につながると説明されました。
 岩国市の予算では基地交付金は9%から15%と増額、これは原発を抱える自治体と同様の依存体制です。吉岡さんはこの現状に未来はなく、今後は日本国憲法と核兵器禁止条約を力に基地反対を闘う決意を述べられました。
 
2017人事院勧告骨子と声明
詳細は「自治体の仲間」号外に掲載
■本年の給与勧告のポイント■
●月例給、一時金ともに引き上げ
@民間給与との較差(631円 0.15%)引き上げ
A一時金引き上げ(0.1月分)
●給与制度の総合的見直し
@本府省業務調整手当の手当額を引き上げ
A経過措置の廃止等に伴って生ずる原資を用いて、若年層を中心に、平成27年1月1日に抑制された昇給を回復

■2017人事院勧告に対する声明■(抜粋)
 人事院は、8月8日、今年度の国家公務員賃金について、官民較差(631円0.15%)にもとづく、初任給で1,000円、最低でも400円の月例給引き上げ、0.10月の一時金引き上げを勧告した。
 霞ヶ関の職員だけを対象とする本府省業務調整手当の引き上げに充て、しかし、地方で国民・住民に向けたサービスの最前線で働く公務労働者に対する許しがたい賃金差別であり、到底、認めることはできない。今、求められているのは、格差解消につながる「すべての労働者の賃上げ」で、地方が元気を取り戻す賃金・労働政策への転換である。
 臨時・非常勤職員の処遇改善については、今年7月、勤勉手当に相当する給与の支給を可能にする等の国の非常勤職員に関わる「給与指針」が改定され、「報告」において、「その内容に沿った処遇が行われるよう、各府省を指導」するとした。安倍首相自らが「同一労働同一賃金」を言わざるを得ない社会状況の中で、正規職員との均等待遇実現に向けた処遇改善は急務である。
 自治労連は、人事院勧告が国家公務員を対象としながらも、それを通じた安倍政権による地方を狙い撃ちにした賃金抑制策に強く抗議する。長時間労働も、雇用と賃金の格差の固定化・拡大を進める安倍「働き方改革」に断固として反対する。

2017年8月8日
日本自治体労働組合総連合 中央執行委員会

広島自治労連の仲間たちの大会・総会報告
◆広島市文化財団職労
 7月3日(月)広島自治労連会議室で開催。賃金要求、嘱託職員の正規職員化、適正人員配置など、交渉を継続していることを報告。
 運動方針で、各施設の実情把握、指定管理者制度に関する要望、労働条件改善、専門職制の確率、組織強化・拡大の呼びかけを提起。参加者一同、気持ちを新たにしました。

◆広島市職労
 7月9日(日)広島県健康福祉センターで第105会定期大会を開催。市役所から過労死ラインの仕事をなくす長時間労働是正の取り組み、退職手当の削減を許さないたたかい、現業職の正規職員新規採用、臨時・嘱託職員の大幅賃金改善を最重要課題と位置づけ、要求前進を勝ち取る方針を提起、採択されました。

◆広島市ひと・まちネットワーク職労
 7月25日(火)まちづくり市民交流プラザで第22回ひと・まちネットワーク職員労組の定期大会を出席者数15名にて行いました。
 1年間の活度の振り返りと今後の活動について活発な意見が交わされました。終了後は場所を移して美味しいお肉を食べながら大いに交流しました。

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