広島自治労連
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広島自治労連機関紙「ひろしま」 2017年4月号
新規採用者のみなさん ご就職おめでとうございます
■ 自治体、公務公共職場で働かれるみなさんに、日本国憲法を活かして仕事をされることを願います ■
   この春、あらたに広島県内の自治体、公務公共サービスの職場に就職されたみなさん、就職おめでとうございます。
 広島県内の自治体、公務公共サービスの現場で働く仲間の労働組合「広島自治労連」は、みなさんを大歓迎しています。
 みなさん、今年は、日本国憲法が施行されて、?70?周年になります。その節目の年に就職されたみなさんに、日本国憲法に思いを馳せながらお祝いのメッセージを送ります。
 日本国憲法は、2000万人を越えるアジアの人々が犠牲になった侵略戦争の歴史の反省から、恒久平和と人権保障を原理として誕生しました。
 二度と戦争をせず、誰もが平和で安心して暮らせるように憲法を活かしていくことが、国、自治体の責務です。
 とりわけ、核兵器廃絶のため、被爆地ヒロシマは先頭に立っていく必要があります。  まずそのことをみなさんに期待し、願います。
 皆さんは、「仕事を通じて、住民の役にたちたい」と思い、入職されたことでしょう。
 しかし、社会問題になっている「過労死」が他人事でない長時間労働が、自治体や公務公共サービスの職場においてもあります。
 市民サービスのニーズに応えられない人員、正規・非正規雇用などの格差があり、色々なことにぶつかると思います。
 困った時に悩みを出し合い、協力して働きがいのある職場、生きがいの持てる仕事にしていくためには、労働組合が必要です。
 一人のつぶやきも、力を合わせれば、大きな声になります。
 みなさん、労働組合に加入して、日本国憲法が生きる仕事、職場づくりにするため、広島自治労連の仲間とともに取り組んでいきましょう!

広島県自治体労働組合総連合(広島自治労連) 執行委員長 大畠 順一
「正規雇用が当たり前」が遠のく?
まやかしの「働き方改革」
■ 年末に報告書提出
地方自治体の臨時・非常勤職員の任用について、総務省は、「地方公務員の臨時・非常勤職員及び任期付職員の任用等の在り方に関する研究会」を立ち上げ、同研究会は昨年末12月27日に報告書を出しました。
 報告書では、特別職非常勤職員と臨時職員の任用を厳格化、それ以外を一般職非常勤職員とし、「会計年度任用職員」を設置するとしています。
 地方公務員の臨時・非常勤職員は任期の定めがある有期雇用ですが、更新をくり返し、働かせ続けています。

■ 3月初旬閣議決定
 3月7日に閣議決定された「地公法・自治法改正案」では、会計年度任用職員のうちフルタイム勤務職員には給料、旅費・手当を支給することができるとしましたが、短時間勤務職員には報酬・費用弁償のほか、手当は期末手当のみ支給できるとしました。

■ 自治体にヒアリング
 研究会報告書の内容を総務省が全国の自治体にヒアリングした結果、「非常勤職員に手当をつけるのは、財政的に困難である」との回答が多く、報告書から後退した改正案となりました。正規職員で行うべき業務を臨時・非常勤職員に担わせているわけですから、そうした業務につく職員は正規職員化すべきです。報告書や法案は、非正規職員化を進める「仕組み」づくりで、「いつまでも非正規」に加えて「いつでも雇い止め」を固定化するものです。
 任用制度が変わったとしても今の条件を引き継がせ、後退させないことが大切であり、それはこれからの運動で決まります。

■ 正規・非正規の団結を
 広島自治労連では「臨時・非常勤職員の職場実態」を集め、4月11日に行われる院内集会・議員要請で国会議員へ届けます。
 現場の嘱託職員が雇用の不安に怯えていては、住民に対応したり、専門的スキルを高めることはできません。
 安心して働き続けるためにも、組合員の要求を吸い上げ、当局と話し合いを重ねる必要があります。
 職場で、単組で、そして広島自治労連全体で、団結して取り組みましょう。

カープ応援は平和を愛する証
 広島で絶大な人気を誇る広島東洋カープ。その誕生は1949年「復興の旗印」として、プロ野球チームの誕生を強く望む市民の声が形となり、「広島カープ」設立。親会社を持たない「市民球団」としてスタートしました。
 しかしカープは1年目から「貧乏球団」として運営に苦しみ、すぐに選手への給料どころか、遠征の交通費も払えない状態にまでなり、球団の存続は風前の灯でした。
 この苦境に、しみんは球団を存続させるために立ち上がり、市民が寄付を集めて運営資金を支え、カープを守りました。この市民の熱い思いはその後も新球場建設時の樽募金にもつながるなど、球団と市民の絆はとても深いものがあります。
 その根底には、戦時中に「戦争に必要ないもの」として中断となったプロ野球球団がヒロシマにあることこそが、まさに平和の証だという思いからではないでしょうか。
 そんなカープを愛した先人の遺志を受け継ぎ、応援することが、平和を愛する広島市民の証だと確信しています。

今年も頑張れカープ!
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