土曜日・日曜日の休日を利用し、児童・生徒を含め、市民全体を対象とした野外観察会やテーマを絞った研修会・展示会など、自然科学を題材とした観察会を開いています(毎月1〜2回)。また、大学の研究室と連携をとりながら、研究室スタッフによる研修会などを開き、先端の科学や知識にふれる機会もつくっています。
環境館の紹介 活動内容
  自然観察会
 調査団や環境館の活動で調査・収集してきた標本や写真を展示したり、身近な海辺の生き物を飼育した水槽を展示し、だれでも手軽に閲覧できる「海辺のふれあい博物館」として、公開しています。いつでも見られる常設展示の他、テーマを絞った特別展示も行なっていく予定です。いつでもお気軽におこしください。
  標本・写真・水槽の展示
  文献・情報の収集
 自然科学や環境教育に関する専門的な文献から子ども向けの図鑑や読みものなど、できるだけたくさんの本を集めようと思います。また、県内各地で行われている自然観察会や科学イベントなどの情報も集めて、みなさんに紹介していきます。
  マリンライフの発行
 江田島市の自然についてのトピックスや観察会の案内・手軽にできる科学実験などを載せた、環境館ニュースレター「マリンライフ」を毎月発行しています。「マリンライフ」は英語で「Marine Life」と書き、「海辺の生き物」、「海辺の生活・文化」といった意味を持ちます。
  調査・研究
 カブトガニの産卵調査など、定期的・継続的な生物調査を行なっています。また、環境教育で活用できる教材・授業内容などを研究し、それらをまとめた教材集や観察ガイドブックの編集・作成など海辺の生き物を題材とした「地域素材の教材化」を行なっていく予定です。また、教職員の研修の場としても活用されています。
 
  学校教育との連携
 「理科」・「生活科」・「総合的な学習の時間」といった学校教育のなかで、体験学習・調べ学習といった授業展開を行なう場として活用できます。環境館専門員による講義を受けるだけでなく、学校の教職員が環境館の研修室や資料を借りて授業を展開する「もう一つの教室」としても活用してください。また、出張授業や科学研究の指導も行なっています。
  その他
 「おおがきの自然」作品コンクールなど、身近な自然に興味・関心を持ってもらう啓発活動も行なっています。また、地域活動や海辺の自然をを扱った各種事業・イベントも支援しています。