告白
2003.1.5
私は自分を救うため
詩作する
世界はふたつに隔てられていて
食える人と食えない人
食えない人は食えないという詩を
書くための何もない
食えない人は詩を苦しまない
食うことの他の何も苦しまない
食える人は食った後で
詩を書く
人生や仕事や勉学や恋愛や
食えない人には経験のできない辛さ
肥えた指が書く戦争の詩を
絶望の眼は読まない
私は自分を救うためにだけしか
詩を書くことができない
世界に向かって何も問えない
詩は私の贅沢なデザート