キング・コング 2005/12/19(月)
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映画『キング・コング』を見てきた。とっても良く出来ていた。ラストシーンがあまり有名だったので、そこへ収斂していくまでの過程が楽しめたし、最新技術の日進月歩ぶりが堪能できた。それはジュラシックパークを凌ぐ恐竜やキングコングだけでなく特に虫好き且つゲテ好きにはたまらないのが巨大な百足に飛蝗に螻蛄(=おけら=映画を見てこれに気づけばもう仲間入りだぜ)に蚊に蚯蚓たち。あのシーンは悪っ寒・・・圧巻だったなあ。全編3時間の長丁場もあっという間。でも楽しかったのは骸骨島内だけ。捕獲してNYで見世物にされているシーンはゲテ場面よりも反吐が出そうだった。。。という思いとともにオリジナル(1933)をキチンと見てみたいという気になった。近いうちに借りてくることにしよう。。。それにしても途中からコングがスペンサーとダブったのは私だけなのだろうか・・・
バス男 2005/12/12(月)
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映画『バス男』を見た。愚作とか駄作とかいう以前の、明確にこれは詐欺だ。全米でヒットしたそのまんまに、この映画のタイトルは原題の『Napoleon
Dynamite』であるべきだ。「アスラ」も原題はRECTUM(=直腸)をもじった“RECTUMA”だったのを「モスラ」にして日本人を騙くらかそうとしていて(まんまと引っ掛かったワシが悲シーーー)、それでもまだ楽しかったから許せるし多少なりとも似ている内容だったのだからいいけれど、この「バス男」は全く関連のない内容なのだ。そもそもバスなんて登場しない。まあ冒頭に通学シーンがあるにはあるけれど、まさしく「電車男」のパロディに見せかけた詐欺行為だ。そしてアメ公にならウケルかもしれないジョークや下品ネタも、こちとら純粋な大和民族であらせられる皇族も真っ青なヒロくん様にはさっぱり不明の不快なだけのブサイク少年物語に堕していたのだのす。こんなものはもうこれ以上誰もお金を出して見ないことをお勧めするでのす。
尻怪獣 アスラ 2005/12/8(木)
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おバカ映画『尻怪獣
アスラ』を見た。近頃のレンタル屋はもうビデオよりもDVDの方が多くて、人気系は両方とも字幕と吹替を揃えてあるけれどマニアック系やインディーズ系になるとDVDしか置いてない。かといってDVDを買うにはまだビデオデッキが健在だし、でもリーガ・エスパニョーラを始めとするサッカー録画にDVDがあれば便利だし来年にはW杯もあることだし、けどけど広島県では来年の秋からデジタルに移行し始めるので機器が必要になるし、とゆうそんなこんなで結局(薬局)ノートPCのDVDを膝に抱えてベッドで横になりながらゆったりとして見ようぜと、2本(五七五&バス男)をレジへ持っていくと2泊でしたら3本セットで料金が同じですよ、とか若い娘に窘められるようにキツイメに言われたので嬉しくなっちまって慌てて選んだのがこれ、というわけ。わははは。尻怪獣だって、アスラだって、マジでモスラのパロディなんだって、ケツサクとはこのことのす。ピーナッツまがいのソーセージの歌手まで出てくるんだのす。メキシコの人喰いウシガエル万歳!“目が心の窓なら肛門は心のトンネル”説万歳!アメリカの尻に火を付けたいだろうと説得されたアラブのテロリスト万歳!
恋は五・七・五! 2005/12/5(月)
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映画『恋は五・七・五!』を見た。残念ながらクダラナイ作品だった。どこをどうすればいいのかは不明だがもうちょっと俳句に対して真摯であってほしかった。高校生モノの流行に便乗しただけの2番煎じの手抜きとはこのことだ。わずか関めぐみちゃんの水着のような白いパンティーが見えたことが救いだったのす。(*^_^*)
それにしてもこのノートPC[Celeron CPU
2.20GHz/224MB RAM]ではDVDは全く滑らかに駆動しない。しょちゅう画像や音声が乱れて速度が遅くなるという状況で映画を楽しむという環境とは程遠い性能だ。メモリを増設すればいいのかしらん。それともCPUが問題なのかしらん。ちょいと文字数の多い(この程度)ページを作っていたらすぐにCPU使用率が30%くらいに上がりっ放しになってしまうのだからきっとこのマシンのパフォーマンスの限界なのだろう。。。(後日談:単に埃の蓄積のせいでHDDが弱っていただけだった・・・)
ALWAYS 三丁目の夕日 2005/11/14(月)
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映画『ALWAYS
三丁目の夕日』を見てきた。衝撃だったのはやはり東京は都会だという実感だ。今も昔も。昔は特に余計に。映画の設定は昭和33年だから私が冬に2歳になる年の春。妻が秋に生まれる前の春だ。町並や家財道具は見覚えのある物ばかりなわけで、ということは実は東京は私や妻の生まれた田舎よりも10年近くも先へ進んでいたことになる。まして小学校低学年のガキが市電に乗って遠くへ行くなんて昭和40年ですら考えられずバスにさえ1人では乗れなかったし、コーラはもっと後になってからだったしシュークリームなんて童貞でなくなるより後に知ったくらいだ。小学生のクリスマスプレゼントに万年筆だなんて、僕達の地方は高校入学祝に腕時計か万年筆が相場で、僕はずうっと万年筆(黒インクの太字)に憬れていたのに誰もが腕時計をくれた中、一人だけ高校生当時妙な姦計・・・関係だった7歳年上のちづ子姉さんがパーカーをくれた。その後大学卒業記念に後輩たちが共同でくれたシェーファーは今も愛用しているし、社会人になって早速買ったモンブランは約束通り元カノの結婚祝いに贈った。話が逸れたけれど、それにしても小雪ちゃんだなんて、東京の女はスタイル良過ぎ、脚長過ぎ、手指も長過ぎ、真知子巻き似合い過ぎ・・・。うう、東京は都会だ。東京の子はスゴイんだなあと今更ながら愕然とした。実は私はこの「三丁目の夕日」は30年前に「ビッグコミック・オリジナル」で読んでいる。そのビッグコミック、調べてみたら何がスゴイといって当時からずうっと今も連載が続いている作品が5つもあるのだ。「三丁目の夕日」以外に、「釣りバカ日誌」「浮浪雲」「あぶさん」「赤兵衛」だ。どれもみんな懐かしい。当時は「俺の空」とか「土佐の一本釣り」、「釣りキチ三平」、「ゴルゴ13」なんかを読んでいたなあ。今日の収穫は堀北真希ちゃん。青森弁をちゃんと勉強してたしチョー可愛かったもんね。調べてみたらヒロくん初対面ではなかった・・・電車男の妹役の子だったそうだ、ははは。野ブタかぁ、あれ見たいのだけど週末は呑んだくれるのでアキラメているのだ。
ペイチェック 2005/11/11(金)
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映画『ペイチェック』を見た。成る程いつものアメリカ式展開だ。面白かったのは最初の1/4くらいまで。残りはハチャメチャ&ドタバタ系アクションシーンの連続で、どうして‘未来を見られる’装置をめぐる争いの仕方が鉛の固まりを火薬で飛ばす道具だとかカーチェイスだとか女の不意打ちだとかいう原始的な筋立てに堕してしまうのだろう。数少ない見所のもうひとつはヒーローの何とかちゃんが近頃あちこちで紳助が呼び捨てにしているのが不快で目障りで可愛そうな気がする裕子ちゃんによく似ていたことくらいかなあ。それにしても、今週は映画三昧だなや。
スーパーサイズ・ミー 2005/11/10(木)
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映画『スーパーサイズ・ミー』を見た。訴訟大国アメリカでマクドを食べ過ぎて肥満した10代の女の子が2人でマクドを訴えたのだけど裁判所は彼女達が‘マクドが身体に悪いことを証明できなかった’として訴えを退けたという実話。これを知った映画監督がまるでトリビアの泉のように“実際にやってみた”のが30日間3食とも全てマクドだけを食べ続ける、というもの。水もなしでコークやマックシェイクなど全てのメニュー制覇と、勧められれば必ず「スーパーサイズ」をオーダーする、というのがこの試みのルールらしい。結果は肝硬変直前の病気状態。1ヶ月で増えた体重と肝臓の数値を元に戻すのに1年以上かかったらしい。そしてこの映画が上映されてからマクドでは「スーパーサイズ」の販売を中止したというのだから少しは世の役に立ったのだろう。それにしてもアメリカ。私が見ていて思ったのは“マクドがダメならこいつら何を食えば「普通」の食生活といえるのだろう”ということ。どのみち肉も魚も火を通すどころか油も通すんだしお茶の文化がないために飲料水にはたっぷり糖分が入っているし、素材をそのまま楽しむなんてゆう気の利いた味覚もあるわけでなくサラダにかけるドレッシングのカロリー高くて全く意味ないし、煮るとか炊くとか焼く(素焼き)とかの最低限の調理方法を知らず矢鱈めったら濃ゆい味付けでないと何も食べられないアメリカさんがマクドに文句をたれるということそのものが意味わからん。
春の雪 2005/11/7(月)
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映画『春の雪』を見にいった。これは三島由紀夫の遺作「豊穣の海三部作の第一巻」だそうで、とか言われても何のこっちゃわかりまへんけど、大正ロマンの純愛悲恋とくれば文学系映画映像大好きな僕としては見逃すわけにはいきまへんのす。とはいうものの公式サイトのいきなりの宣伝文句が“ケイタイのない恋愛をあなたは想像できますか?”っちゅうんだから情けない。おいおい行定クンよ、キミは何か?ガキとかお子チャマ向けに撮ったのかい?どーしてそんな媚びたコピーを許したのかねぇ〜、ってゆーか何も大正時代まで100年近くも遡らなくても、たった20年前ですらケイタイなんか、ってゆーかもしその頃にケイタイがあれば僕は今ここにこうしてはいなかっただろうと確信しゅるのす。。。え?肝心の映画はどうだったかって?、あのおねえ、、、主人公は妻ブキ君でも結子ちゃんでも、清様でも聡子ですらなく野垂れ死んだ黒犬と揚羽蝶だ。或いは蓼科と田中だ。もっといえば三島の性欲と自意識だ。三島なんか読んだことないヤツにはただの純愛物、にしてはヤリまくっちょるけど。しかしいくら三島の歪んだ自意識でもああも情けないとムカついて不快になってきた。そして嗚呼、僕もたった20年前はあんな風だったのだと頬を染めながらも自負ったりなんかして。ねぇ行定クンよ。ラストはやっぱし黒犬っしょ。2匹の蝶ではなくて黒犬の死骸の腐敗っしょ。
ステルス 2005/11/1(火)
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映画『ステルス』を見にいった。これ系の映像はやはり流行のシネコンの最新設備で見ない手はない。半年後にはレンタル解禁なるからという理由で劇場へ足を運ばないままやり過ごした作品も多々あるけれど、飛行機好きにとってこれは必見なのだ。。。で試しに最前列で見た。ものすんごい迫力だ。高所恐怖症にはタマラナイ映像だ。ストーリーが進むにつれて慣れてくるとやはりアメリカ映画のスケールのデカさに拍手しつつも、白人と黒人と美人の3人組の典型的な筋立てにうんざり。例によって黒人が先に死んで白人が美人の命を救ってハッピーエンドなんだからでもそれはそれで吉本新喜劇みたく予定調和の安心感もあるのかもしれない。ラストのエディの「反転」シーンは涙もろい人にはアブナイかも。それにしてもヒロインの何とかちゃん(カーラ・ウェイド大尉どの!)ったら、ヒロくんのお好みですら。
パッション 2005/9/6(火)
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映画『パッション』を見た。遠藤周作&ミッションスクールで学生時代の数年間の1%をJesusChristに浪費した僕としては、いちお見ておかねばならない宣伝文句なのだった。ところかどっこい更にもう2時間だけ浪費を上積みしただけのことだった。それにしてもアメ公。そうまでして西欧文明・文化を陵辱したいのか。それはまるでお前たちのルーツである(清教徒などと誤訳された)ピューリタンが北米大陸原住民やハワイ人を蹂躙して我が物にしてきた過去や銭と権力の争奪のために中東を支配しようとしている現在と同類ではないか。何がイエス・キリストだ。ちゃんちゃら笑わせるぜ。そもそもアメ公に230年以上前のことについて言及する資格も能力もないのだ。唯一救いだったのは全編がイタリア語(多分)だったこと。あの下品なアメ公語を聞かされるにはあまりにもしのびない映像だった。それにしてもイエス役の顔、レアルのラウールに似すぎていて気が散って仕方なかったっす。。。そういえばスペンサーの『ユダの山羊』の冒頭近く。捜査のためロンドンへ降り立った時のこと・・・「歩いているうちに、興奮で腹のあたりがグッとしまってくるのを感じた。・・・・・・<母国>。と思った。・・・・・・英語を話し読み書きできる者にとって故国であることに変わりはない。」・・・と述べられている。ほほお、なるほど、アメ公の奥深くにはやはり逃げ出した者のもつ西欧へのコンプレックスが潜み続けていて、それに対する昇華行為が時として暴力・武力の形をとってしまうのか。もしかキリストの復活というのは天上の父がその形を借りて実は悪魔を地上に放ったのではないだろうか。でなければキリスト教がこれほど蔓延する地上がこんなにも暴力と欺瞞に満ち血が流れ地球そのものが崩壊に向かっているはずがないのだから。
自由戀愛 2005/9/1(木)
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WOWOWのドラマ『自由戀愛』を見た。1月にオンエアされたものを録画していてやっと見ることができたのだ。それにしても私はどうしてこの手の20年代ものというか大正ロマン期の‘新しい日本’の貴族社会の優雅な精神世界に惹かれるのだろう。とっても琴線に触れてくるスーパーお好みタイプの作品だった。こういう琴線の震え様を実感していると自分の中の「男尊女卑」「成金趣味」「優生保護」「お坊ちゃん体質」「ホワイトカラー志向」「エエトコの子主義」なんかのナマ手触りがあって自己嫌悪に陥りつつもその映像の美しさと長谷京&佳乃ちゃんの見事さに惚れ惚れとしたのだった。これもひとえに常日頃から近代詩なんかに手を染めているおかげなのだろうか。自由戀愛を目指す女達が自分の相手の男が「自由戀愛」を始めると途端に不自由になるという皮肉とともに、最後は男よりも女の方がしたたかであるという作家(岩井志麻子)のありきたりの結末は勘弁して欲しかったけど。それにしても関東大震災。あの頃の関東地方はあんなに頻繁に前触れがあったのだろうか。何だか今と酷似していて恐ろしい気になってしまった。このドラマ、今月に劇場映画として封切られるそうで、見て損はないと思う作品です。この映画版のタイトルが『自由戀愛-bluestockings-』というのだけれど、bluestockingsとは実は「青鞜」のこと。そもそも「青鞜」の名前の由来が青鞜より100年も前の欧州の女性運動を揶揄して付けられた名前なんだと知って知的好奇心をくすぐられてしまったのでありました。
マダガスカル 2005/8/22(月)
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今月の夫婦割引の映画は『マダガスカル』にした。生き物系のアニメはあたりハズレが多くて、、、ってか、大人にも耐えられるかどうかが問題で、ニモはパスしたしその他アメ公の作るディズニー物は殆ど見ていなかったのだけど、これにはちょいと閃くものがあって妻に問うと“面白そうね”という返事。さすがはフーフやし。。。もちろん予想通りに楽しい映画だったけれど見たのは吹き替え。広島では字幕版を上映している館は1館でしかも夜だけ。そりゃまあアッチの声優のナマ声を聴く必要もないのだけれど、ところが日本人の声優がちょいとワシの気に入らず、特に顔が似ているから選んだとしか思えないシマウマの慎吾ちゃんの声技にはついアノ、パトカーや甲子園応援のギャグが浮んできて邪魔で仕方がなかった。でもカバの声が高島礼子だったのでプラマイゼロ。内容は比喩的に見ようと思えばいくらでもメッセージが隠れているし、そんなことは不明の子供たちにも楽しめるものだった。それにしても寿命の1/2(10年)も生きてきて、自分が白地に黒の縞なのか黒字に白なのかがわからないシマウマの人生って・・・
がんばっていきまっしょい 2005/8/18(木)
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映画『がんばっていきまっしょい』を見た。テレビドラマの鈴木杏ちゃんに魅せられて、それなら若き日々のなっちゃんならどんな風なのだろうと、まんまとフジテレビの策略に陥ってレンタル料\300を出してやった。ストーリーは1976年の実話を基にした小説を映画化したもののようで、20歳の僕が鬱々と酒と自慰と詩の日々をやり過ごしていた頃に愛媛の高校1年生たちが弾けていた物語だ。映画は伝統的小津系のぼよよんとしてゆったりとした時が流れる説明感のないスローテムポで終始。活動的なボート部の青春にはそぐわないような全体のトーンの中で田中麗奈ちゃんがひときわ光り輝いていた。こういう映画を見ると、今のTVドラマの説明感というかストーリー展開が早過ぎるためにセリフが説明文に堕していたりナレーションやひどい時には文字そのものを画面に流す始末の軽々しさが、却ってむしろとても軽いノリで物語を消費、使い捨てできる理由なんだなあと実感してしまう。
ヒトラー〜最後の12日間〜 2005/8/15(月)
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映画『ヒトラー〜最後の12日間〜』を見た。50歳の男が終戦記念日にヒトラーとはアブナイ系かもしれないが、上映が19日までで月曜日はメンズデー割引があるし妻は興味がないので1人だしだから偶然に15日というだけのことで、、、ところが吃驚仰天驚天動地!古びたマニアック映画館からは外の道路にまで伸びる行列。館内は120%満員状態で立ち見客も多数。こんな光景は久しぶりだ。幸いにも私は席を確保できたけれど左右の壁沿いに立つ人には館内中の(おそらく事務所や待合室のまで)椅子を動員して座ってもらっていた。それはまるで貧乏学生のオンボロアパートの飲み会に揃えられるありとあらゆる考えられる限りの“グラス”に似ていて好印象だった。映画の内容はなるほどヒトラーの秘書だった人の見聞による事実をもとにしているのが本当ならかなり衝撃的で興味深い歴史上の「些事」が盛り込まれていて、ヒトラー好きは堪能できる作品だった。そしてあらためて日本の本土に上陸されて市街戦になってしまう前に(日本全土が沖縄戦化してしまう前に)原爆2発を落としてくれてどうもありがとうの思いを深くした。戦争とは誰が死んだかは問題ではない。何所が焼かれたかも関係ない。合計何人が死んだかだけが比較され問われるのだ。ドイツでは今もヒトラーについて映画どころか話すことさえタブーで、『我が闘争』は発禁本。公共の場でナチス式敬礼をすると罰せられるという国状らしい。だからこそドイツでこの映画はヒトラーの人間を内部から描いた初作品ということでバカ受けなんだそうだ。ふうん、どこぞの国と似ているべ。どうだろう『美智子と雅子』とか『裕仁ちゃん』とかいう人間像を隠し事なく堂々と描いた映画なんて、まだまだ我が国ではタブーを破ることはできないだろうし表現の自由さえも与えられないかもしれない。それにしてもヒトラー役の俳優さんがあまりにも外科医に似ていたので気になって仕方なかったでした。
スウィングガールズ 2005/7/26(火)
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お゛ーーーーーっ!ぐう゛あ゛っーーーーー!ずずずぅーーーーーっ!もお゛ぅざいごおっっっずぅっ!べさぁ。んだんだ、こだぁヒロぐんがここ数年で見だぁ映画ぁんさ中で5本の指ぃさ入るっず。スウィングガールズさぁ見たずぅ。ジャズに女子高校生の太腿に美帆ちゃんの笑顔ときた日にゃあもお、仕方おまへんがな。それにしても彼女たち、JAZZ演奏だけでなく東北弁だけでなく演技そのものもと、とても大変なお勉強ばかりして感動の嵐ですたい。う〜ん、東北弁が頭から離れないず。そりとそりと、フラれちまった兄弟フォークデュオさ、最高ぉぉぉぉっず。いいか、人生は2つに分けられるんず。ダイエットなんかしなくてもドラムソロが格好いいピンクのパンティの女子高校生が好きなヤツと美帆ちゃんの方がいいヤツとにだず??? あ、それと今気づいたず。JAZZの“ず”はずーずー弁のズなんだずぅ。
海猿 2005/7/5(火)
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今日から始るドラマ『海猿』をより楽しむために映画の『海猿』をビデオで見た。う〜ん、日本映画はどうしてこんなにチマチマとセコくてつまらないのだろう。まるでそこらのTVドラマ並の作品だ。こんなものに\2000と120分も浪費しに出かけるヤツがいるとはアンビリーバボーの極みだ。まあ加藤あいちゃんのオタクマニアは嬉々として行くのだろうけど。もっと映画にしかできないような自負はないのだろうか。それとも近頃のTVドラマが守備範囲を広げすぎているのだろうか。見る側も抵抗力をUPさせて発生してくる新型ウィルスみたく、それとももう並みの画像ではイケなくなっちまった五十親父みたく、刺激を求めすぎているのだろうか。いやいや、そんなことはないはずだ。クダラナイの極致に居座る橋田系ホームドラマがあんなにも長続きしているのだから。。。そんなことはまあともかく、そんなTVドラマのひとつでもある『海猿』。たったの娯楽として楽しませてもらうことにしよう。。。(後日談・・・退屈の極みなので1回で見るのを止めた)
宇宙戦争 2005/7/1(金)
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毎月1日は映画の日割引なので『宇宙戦争』を見に行った。妻がトムクルーズには眼がないのだ。けれどトム君ももう43歳になってしまって目尻に老いが漂い、筋肉なのか中年太りなのかわからないようなムキムキ加減がちょいと悲しい。思えば妻と結婚する前後だったか、『トップガン('86)』『レインマン('88)』『カクテル('88)』『7月4日に生まれて('89)』とたて続けに見にいった記憶が甦る。あれはもう20年近くも昔なのだ。トム君も20代前半の売り出し中の頃だったのだ。それなのに40歳を過ぎた今年、よりにもよって夜のエッフェル塔でプロポーズをするなんて、お、お前はアホか。←横山ホットブラザーズ風 え?映画の中身はどうだったかって?
そうねえ、トム君でなければ(&娘役の女の子)ただのB級ドタバタ映画でとても疲れた。H.G.ウェルズの原作に沿った火星人風のエイリアンを大阪のオバちゃんがやっつけてたこ焼にしたかどうかは定かではないけれど、ラストはせめてエイズか大気汚染かオゾン層破壊の紫外線かにして欲しかったなあ。キレイ事の方ばかりに救いを求めるというアメ公ならではの結末だったぜ。
電車男 2005/6/22(水)
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今月の夫婦の日の映画は『電車男』。話題作とあって、しかも夫婦の日がレディースデイ(水曜日)と重なって、平日の昼下がりだというのに館内は約半数が埋まるという前代未聞の大入り状態。映画そのものは予想していたよりは原作のイメージ通りで、ヒロくん最初から最後まで殆ど泣き笑い状態で涙の乾く暇もなし。あれだけの長編ロマンを90分に集約したにしてはまずまずかも。問題はやはりキャスト。電車男がカッコ良すぎるのはどーもなあ、だ。個人的にはドランク・ドラゴンの2人のどっちかがオススメ。でもエルメスはぴったりだった。そしてもうひとつは2chのスレッドの住人の一部にスポットを当てて彼らのプライベートを想像してほじくっていたこと。映画的には正解だったかも、でもちょいと邪魔だったかも。さてさて映画の最後の最後で漣ちゃんが再登場してフジテレビでのドラマをプロローグってたけれど、ドラマではもう少し時間が割ける分だけ原作の細部を再現してくれることを期待している。でも伊東美咲というのはどうもイヤな予感がしないでもない。
TOROY 2005/6/15(水)
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ふうん、なるほど(トロイの木馬)。どうやら日本の歴史教育が悪いのか日本語訳が悪いのかそれともワシの頭が悪いのか(♪昭和ブルース風♪)、思い込んでいたのとは正反対だった。それにしてもいくら史実(多分)とはいえあのパリスはあかんやろ。若貴も真っ青のバカ弟ではないか。おまけに最後の手段が卑怯な飛び道具とくらぁ〜な。しかも的がはずれて当たったのが踝のちょい上横後ろあたり。それで身動きのとれなくなった男にとどめを刺すだなんて、しかもカワユイ従妹が愛する男だからヤメテヨネとすがりつくのもかまわずに、その上しかも済んだらさっさと自分だけ秘密の逃げ道に急ぐだなんて、そんな弟のために殺された兄貴や親父や、、、ってかそもそもオマエが手ぇ出して盗んできた美女のためにひとつの国が滅ぼされたんだぞっ!っというそんな感想でおましてん。
4400 未知からの生還者 2005/5/9(月)
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WOWOWのGWプレミアドラマ『4400
未知からの生還者』を録画しておいたのを見た。なるほどアメリカ風だ。30分物×6本の180分連続なのでつい映画のつもりで見てしまうと不満点続出。しかしTVドラマでこのようなスケールは我が国では考えられない。ガキの恋愛ごっこだとか嘘くさいヒューマン物ばかりを視聴率低迷にもかかわらず垂れ流し続ける我が国のテレビ業界の幼稚さにはあきれけえぇってものばっかり言ってしまう。このドラマ、一日一膳の波及効果が印象的だった映画『ペイ・フォワード』を思い出させるような展開が予感されたまま結局は具体的な説明のないままのラストシーン。う〜ん、並木道の大樹たちが敬意を表していた対象は何となくはわかるのだけど、それでも説明的過ぎてもいいから知りたかったのは「4400」の意味と未来に何が起きて、だから今のこの人々だったのさという細部。老若男女が対象のTVではあまり難しくなりすぎてもアレなんだろうけれど、例えば初代『猿の惑星』のラストでミサイルが象徴していたような何かそんな具体的なオチが欲しかったとは思う。反面、妻に言わせるとアメリカさんはこういうノーテンキな遊び心満載モノは得意だけれど、味覚と同じで大味。繊細な人生の機微や心理の綾を絡ませた京料理のようなドラマは作れないのよ、ということだそうだ。なるへそ。
真夜中の弥次さん喜多さん 2005/4/22(金)
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今月の「夫婦の日割引」の映画は『真夜中の弥次さん喜多さん』にしてみた。有名な‘お伊勢参り’のその伊勢に生れた私は実は天皇制大嫌い人間に育ったのが微妙なところなんたけど、心身に染み付いてしまった幼き日々の風習の数々は未だ如何ともし難く、それでも伊勢神宮は単なる女を口説きに行くデートコースのひとつであるという県民暗黙の了解に心を納得させているわけで・・・ってか、この映画は実に面白かったですはい。よくできた構成だった。特に弥次喜多をホモに設定したり、喜多さんの“たまには「喜多弥次」と呼んで欲しい”というコンプレックスを表象化させたり、そして何といっても三途の川を渡りたくはないしかといって引き返せるわけもないのでそれなら川の上流へ遡ってみようという発想が素晴らしかった。おまけにその上流で虐げてきた亡き妻が流し続けている涙が川の源泉なんだという比喩にはまいった。誰もがみんな自己の内部に三途の川を湛えていて、その源流で涙を流し続けている人を抱えているんだということなのだろうか。
オーシャンズ12 2005/1/22(土)
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今月の22日(夫婦の日)はちょうど「オーシャンズ12」の封切日だったのでさっそく見てきた。そういえば先月の22日は多忙だったのか見たい作品がなかったのか確か映画館には出かけていなかったし、恒例となっていた正月映画にも行かなかったので11月22日以来2ヶ月ぶりの映画鑑賞なのだった。この作品は前作「オーシャンズ11」を私が先にビデオで見ていて、妻に面白いよと勧めたのをきっかけに妻も後から見たのだけれど、ラスト・シーンの驚きを二人同時に共有できなかったのが残念だったのだ。だから今回は・・・おっとっと、これから見るかもしれない人のためにネタバレはしませんが、でも何とあの超有名俳優がおまけで出演していたのと、キャサリーン・ゼタ=ジョーンズちゃんがチョー色っぺぇのと偶然にも昨日書いた(Arts)エルミタージュで見られなかった「ファベルジェの卵」が登場したのと幕開けと幕閉じのイタリア語の歌声が素敵だったのとで全てを許してあげようと思った、とだけ書いておきましょうか。
笑の大学 2004/11/22(月)
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今日は「いい夫婦の日」なので映画にいった。(毎月22日は映画に行こうと計画中)見たのは『笑の大学』。三谷さんの映画は『ラヂオの時間』も『みんなのいえ』もとても面白かったので楽しみにしていった。時は昭和15年、軍部による弾圧真っ只中の日本。浅草の喜劇作家が警察に検閲を受けながらも笑いのある台本を書こうとする物語。見ながら直感したのは“ははぁ〜ん、これは新撰組に対するNHKの検閲でかなり頭にきているんだなあ”ということ。でも後で調べると実話をもとにした話だそうで96年にヒットした演劇を映画化したものでどうやらワシの考え過ぎだった。。。う〜ん吾郎ちゃんがイマイチどうもなあ、爆笑の太田クンかなあ、『みんなのいえ』の泰造かなあ、やっぱり三谷さん本人が一番ぴったりなんだろうなあと思った。最後らへんのシーンで検閲官に「笑いのない喜劇を書いてみろ」と言われるところがあるんだけれど、見終わってみれば何のことはないこの映画そのものが・・・という仕掛けになっているぞと気づいたのでありました。それにしても小松の親分さんサイコー!(~o~)
I.ROBOT 2004/10/22(金)
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毎月22日に映画館に行くと「夫婦割引」で1人が\1000なるというので、近くにオープンしたシネコンに妻と出かけて「I.ROBOT」を見てきた。「スウィングガールズ」が見たいぞというテンションは次第に消滅してしまっていて、原作を読んだばかりの印象でそっちにしたのだ。う〜ん、原作とは大幅に観客受けするようにいじられていたけれどでも予想以上に楽しくて面白かったし、根底に流れる“実は人間に対する3原則なのだよ”という部分は崩されていなかったので安心した。ラストに向けたドンチャン騒ぎは相変わらずのアメリカ風で幼稚ではあったけれど、舞台は2035年、そうか30年後には私は80歳を目前にしていて、もし生きていればロボットの恩恵を受けているのかもしれんなあ。。。
パイレーツ・オブ・カリビアン 2004/8/24(火)
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時間ができたので久しぶりにビデオをレンタル。北野風座頭市or半落ちorゼブラーマンorラストサムライと色々迷った挙句の『パイレーツ・オブ・カリビアン』は145分があっという間の娯楽・楽々・エンターテインメントだった。例によってラストシーンはがっかりだったけれどそれ以外は楽しかった。できれば映画館で見れば迫力とか衣装や船体の映像美がより素晴らしかっただろう。残念だったのか楽しさを倍増させてくれたのかがはっきりしないのがジャック・スパロウ船長vsキムタクのコント。コントを先に見てしまってたもんだからどーしても彼のイメージが抜けなくて・・・それにしてもキムタクの物真似のセンスは抜群だ。
ホテル・ハイビスカス 2004/7/19(月)
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WOWOWで映画『ホテル・ハイビスカス』を見た。単純に面白くて素直に楽しめた。あのジャリンコちえのような“なかそねみえこ”ちゃんが秀逸。特にこれといってテーマも主張も投げかけてこない沖縄の日常だけで勝負!というのがかなりいい。でもそれはその日常が沖縄だからであって更に見る側が沖縄好きだという互いの了解の上に成り立つわけで、そうではない例えば評論家なんぞが義務的に見たりすると実にとんでもない映画だということなんだろうか。それとも評論家という商売柄、自分の意見よりも世間とスポンサーの評判だけを指針に判断しているのだとすれば、やはり同様に沖縄であるというだけの理由で推薦することになるのだろうか。以前に見た『ナビィの恋』もそうだし、いまだにBS2で再放送している『ちゅらさん』もそうだけれど、舞台が沖縄でなければ、そしてこの3作品どれもに登場しているオバァ役のあの人(平良とみさん)がいなければ、いったいどうだというのだろうか。
真珠の耳飾りの少女 2004/5/23(日)
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「真珠の耳飾りの少女」を見に行った。場面のいちいちが画布だった。実際の絵を映像化したものだと惑わされてしまった。帰宅後に画集を見てもそのような絵はなかったのだ。実に美しい、シズル感のある映画でございました。フェルメールファンは必見です。ストーリーなんかどうでもいい、、、モデル役のスカーレット・ヨハンソンちゃんの唇を見つめていればそれでいい、、、とはいえ、なるほどフェルメールはマス男さんだっのか。銭のためなら実の娘も裏切るゴーツクヤリ手婆の義母と嫉妬深いチョー不っ細工嫁の尻に敷かれるカナシー画家だっのだ。まあなあ、パトロンあっての絵描き業だもんなあ。それにしても驚いたのは客の入り。正月に「ポロック」というのを見た時のように、どうせマニアック系だからと楽観して上映時間直前に行ったら何となんとチケット売場に短蛇の列!おいおい、まさか立ち見かよっと心配したのも束の間、結局のところ約100席中の4割が埋まった程度で丁度見頃の雰囲気。それにしても40人とは!フェルメール恐るべし!
スパイ・ゾルゲ 2004/1/11(日)
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映画を見るにおいて原作を読んでから見るか見てから読むかという永遠のテーマがあるけれど、私は既に去年の9月の時点でゾルゲ事件に関して充分な情報を得ていたので、ストーリーそのものは淡々と消化できて快適だった。ただ全体的に当時の風景やシーンを再現するためのCGのチャチさが不快だったのと椎名桔平と鶴見辰吾の見分けがつかなかったことは確かだ。そしてラストシーン、1991年のソ連(共産主義)崩壊のシーンを持ち出してきたところが鼻についた。ゾルゲが絞首刑になる場面で目隠しをされ首を吊られるわけだが、それが例のレーニン像の撤去の時も目隠しをし首にロープをつけて引き倒していたのを暗示させているわけなのだ。う〜ん、やり過ぎさ。おまけに最後の最後はジョン・レノンのイマジンだもんね。2.26事件の扱いが美し過ぎたのと共に監督の妙な意志表示を感じさせられたのでありました。
Imagine there's no countries/it isn't hard to do/nothing
to kill or die for/no religion too/imagine life in
peace...
想像しよう、国家がないことを/難しくはない/殺したり死んだりすることもない/宗教だってない/想像しよう、平和な暮らしを...
ポロック 2004/1/2(金)
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妻と見るのが恒例になった正月映画、今年は妻の頼みで『ポロック』というマイナーなのにした。100席の館内で客は私たちを含んで10人だった。。。ところがweb-siteを見た限りでは私だけなら死んでもみないテのヤツでおまけに恋愛モノで、、、という先入観は見事に砕かれ、まあまあ良かったじゃんの部類に入る作品だった。1941〜1956のアメリカが舞台。ピカソやブラックにライバル意識を燃やす俗に言う「ゲージツ家@ダメ男」タイプのアル中画家の物語で流石にそれ系だけに映像が素晴らしかった。特に前半の40年代のアメリカのライフスタイルを再現した画面は小道具だけでなく色調までもが良かった。しかし問題は映画ではなくて映画館。マニアック作品ばかりを探して上映しているのでどんなところかなあと想像していたら、ナントなんとそれはもう新築された当時は一世を風靡したんだろうなあというようなアールヌーボー・アールデコ系のデザインが随所に見られてとっても感激。それに館内の座席は幅も奥行も広くてふかふかの皮張り。身長177cm&体重90kg(年末年始太り)の私がゆったりと足を伸ばしてくつろげるのはありがたいのだ。その上、前にはテーブルまであって今は通じていないけれど当時はボタンを押すとコーヒーの出前サービスがあったらしいその名残りをそのままにしてあるところなんかががまたイキだった。上映作品が好みに合えばぜひまた来たい映画館でありました。
寒い国から帰ったスパイ 2003/10/29(水)
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これは知る人ぞ知るスパイ小説界の大御所ジョン・ル・カレの代表作のひとつを映画化したものだ。実は私はこれが映画になっていることを知らず、朝刊の番組欄で見つけた時は大喜びしたのだった。早速ビデオ録画の予約をして今日の仕事は15時までと決めてそれからウォーキングに出て風呂入ってゆったりとして17時〜19時の2時間を楽しむという一日の計画をたてたのだった。そしてその期待通りの映画だったのでますます満足。1965年の作品らしく、そしてまた当時はリアルタイムのテーマだった冷戦・東西ドイツ・ベルリンの壁・雨の石畳・チェックポイントチャーリー・レインコートの男・・・う〜ん、無駄な表現の全くない淡々としてストイックで非情なエンディングにピッタリの演出で最高でした。現代の凝りに凝ったものも楽しくていいけれど時にはこういう、まるで小津作品みたいな映画も知的でいいものでした。おおっ、調べたら『鏡の国の戦争』も映画化されてるんだ!見たいなあ。今度レンタル屋で探してみよう。
タイムマシン 2003/2/13(木)
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この間、【タイムマシン】という映画をビデオで見たのだけれど、時間のパラドクスというものはなるほど面白い。その映画で主人公がタイムマシンを作るきっかけとなったのが恋人の死、不慮の死。自分でもかなり責任を感じる強盗殺人。恋人の身を護れなかった男の後悔。そしてタイムマシンは完成した。しかし・・・ここからがパラドクスなのだ・・・恋人が死んだ=彼女の生きていた時空に戻りたい=タイムマシンを作った=恋人に会えた=会えたのだからタイムマシンは存在する=死んだからタイムマシンを作った=恋人は死ぬ=何度戻っても、いかに死因を未然に防いでも別の死因で彼女は死ぬ=彼が、「タイムマシンを使って会っている限り」、彼女は同じ時空で死ぬ。=将来的にタイムマシンは作られたとしても歴史を変えることはできないという証明・・・か?そんなことより私はタイムマシンを利用できるとしたら果たして彼女との分岐点になったあの時空を選ぶだろうか。それとも私の存在を消すために両親の結婚を消去するだろうか。或は短絡的に恐竜でも見に行くか?エジプトの謎を確かめに?過去なのだろうかやはり。未来にはあまり興味はないけれど、次にタイガースが優勝する瞬間に立ち会う・・・セコ!う〜ん、たった一度だけ体験できるとしたら、過去も未来も変えられないとしたら、、、う〜ん、変えられるのなら色々と迷うけれど、、、う〜ん、高いトコ怖いしなあ、、、
千年の恋 2002/7/19(金)
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昨夏に劇場で見る機会を逸していた映画、『千年の恋』のビデオレンタルが解禁になったので早速見た。それはもう無茶苦茶でごじゃりまするがな←アチャコ風。詳しくはHP内の相関図からご想像くださいませ。ヤリマクリだぜ、ったく。あんな高い枕でよーヤルっちゅうねん。しかしそれにしても豪華なキャスティングだったこと。吉永小百合・森光子・天海祐希・常盤貴子・高島礼子・かたせ梨乃・南野陽子・細川ふみえ・中山忍・竹下景子・真実一路・岸田今日子・松田聖子・・・←とりあえず男は省略・・・この内、天海祐希扮する光源氏がヤッチマッタのが何と、常盤貴子・高島礼子・南野陽子・細川ふみえ・中山忍・竹下景子・岸田今日子・その他無名女優・・・というのだから、なんともかんとも凄まじいったら、うらやましいったら。。。岸田今日子だぞ、しかし。“女の行き着いた先の私がその極地を教えてあげまするぅ。私を抱かないで女を抱いたとは言えませぬぅ”だぞ。おまけに竹下景子だぞ。“もうあと8年若く生れていれば良かったああん”だぞ。般若になるのだぞ、「景子タンに1000点」だったのにさあ。でもでもやっぱヒロくんは南野ちゃんがイイんだもんね、このメンバーだったら。常盤貴子と優香ちゃんの両方イッテモタ松っちゃんも羨ましいけれど南野ちゃんを捨て去ったあの「軽い喫煙家の石井君」もまたチョー羨ましいのだよ、ヒロくんはさ。でもでも、そんなことより清少納言と紫式部がライバルだったなんて初耳だよな。清少納言が森光子で、紫式部が吉永小百合。南野陽子もいいけれど、何であんなにキレイなんだろう、小百合様は、いつまでも。そんな中、常盤貴子扮する「紫の君」が光源氏に告げる「男の方の考える愛」について・・・“それは、愛撫だけなのですね”・・・って、ピンポオォ〜〜〜ン!だったりして。ああいう時代のああいう血筋に生れてああいう制度の元にああいう容姿端麗な男に生れたら、もうそんなん例外なく「愛撫だけ」で天寿をまっとうできるってもんやろ。
A.I 2002/7/15(金)
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『神々の指紋』をかなり読み進んだ。どうやら人類は過去数千年に一度の割合で大洪水を迎えた(ノアの箱舟伝説)後に氷河期を越え、衰退と再興を繰り返してきているらしい。そんな折りに『A.I』をビデオで見た。泣くぞ泣くぞの先入観のもと、劇場で見るのはカッコ悪そうだったのでやめにして、ビデオもまるでアダルト系のように妻の留守中を狙いすまして借りてきて見たのだ。冒頭、それは大洪水後のニューヨークが舞台だった。なるほど、である。事前の宣伝ではもう少しウェットな物語かと思っていたら、そんなのではなくむしろ私好みのストーリー、泣けるような映画では全然なくて、もう少し早く、できれば劇場で見ればよかったなあと思うくらいだった。んで、思い出したのがかなり前の『ウォーターワールド』という映画。昨夏にUSJに行った時にアトラクションであったのが懐かしかった『ウォーターワールド』。洪水後の人類が、『ウォーターワールド』ではあっちの方向へ行って、『A.I』ではこっち方面に来たという・・・そんな感じかな。相変わらずあの子役は可愛いけれど、流石に少し大人びてきた様子。これからが難しいのかな?日本人の子役と同じで、イメージ固まってしまうからねえ。それにしても『A.I』の後半に登場した異星人とも未来の人類とも或いは(多分これが正解だけど)進化の極みの「人口知能=サイボーグ」のデザインは妖艶で素敵だったぞ。
CATS&DOGS 2002/6/7(金)
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暇だったのでレンタルビデオショップへ行ったら「CATS&DOGS」というのが面白そうだったので借りてきた。---------ふふふ、大正ぇー解!。楽しい90分ほどでした。全人類から犬アレルギーをなくす新薬を開発中の化学者一家を世界征服を企む猫どもから護る犬のスパイたちの物語なのだ。あはは。すごいぞ。細部まで凝っててオモロイぞ。しかしこの作品、犬ファンにとっては必見この上ないエンターテインメントだけれど、果たして猫ファンはというと・・・トム&ジェリーのように単純なバカ騒ぎ(=土砂降り=cats&dogs)では済まない、何か釈然としない後味を抱くだろうなあ。嘗ての東西冷戦時の「東側」のような、或は第2次大戦時の独軍のような「映画上での扱い方」に猫ファンは怒るだろうなあ。私のように別にどっちでもいい者にとっては主人公の犬たちは単純に可愛かったし、悪役の猫親分のご主人様のメイドのおばさんは最高ケッサクだったけれどさ。
ミスタールーキー 2002/3/5(火)
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今月23日に封切られるという『ミスタールーキー』という映画が楽しそうだ。特にタイガースファンにとってはたまらないかも。この映画、おそらく例の野村問題より以前に撮影しているはずで、星野監督とか田淵コーチとかの実現で盛り上がり中の現在の状況は予定外の宣伝効果になるだろう。そしてまた主人公の覆面火消しエースの役回りなんぞ、私をはじめとするタイガースファンなら誰しもが自身の空想の中で一度は抱いた自己投影アイデンティティの塊なのだ。おまけにその名も「大原幸嗣」。映画監督のプロフィールを見ると1960年生まれ。うんうん、ギリギリのところであの青森は三沢高校のエース「太田幸司」を体験している世代だ。昭和44年だ。私は彼(太田くん)によって甲子園に憧れた少年時代を過ごしたのだけれど、太田幸司はドラフトで近鉄に入団してしまった。その後、晩年にタイガースのユニフォームを着た頃はもうボロボロだったけれど、高校の時と同じあの投球フォームを再度甲子園のマウンド上に見たときは涙もんだったものだ。だからさ、役名の「大原幸嗣」。こんな遊びが果たしてあとどの位隠されているのかと思うとぜひとも見に行きたい映画ですなあ。(HPは音声入りで見るといいです。)←タイガースフリークより・・・・・・・しかしそれにしてもなんで長嶋一茂やねん!
ハリーポッターと賢者の石 2002/2/1(金)
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不純な動機で見に行った。本当ならこの手(というところが既に先入観だ)は見ないのだけれど、これだけ連日連夜、テレビのお笑い系番組でギャグにされたりパロディーになってたりモノマネ(見た目マネ)のネタになってたりするとそりゃあ見ておいた方が笑いも倍増するべ・・・と思って見に行ったわけさ。(それでも千と千尋・・・は見なかったなあ)ところがどっこい予想に反して中々しっかりとした作りの細部までこだわった且つ明快で楽しい映画ではないか。久しぶりに楽しませてもらったぜ。過去に見た映画の中でも20本の指には止まるかもしれない程だ?続編が楽しみ。←本を買って読もうかという程ではないけれど丸々3時間があっという間の映画でした。
バニラ・スカイ 2002/1/2(水)
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妻が「バニラスカイ」を見たいというので映画館に行った。レディースデイである水曜日は別にレディーでなくとも「見た目が女」であれば誰でも\1000になるお得な日なのだった。正月とはいえ猛烈な吹雪と朝1番の上映時間ということもあり、或いは単に「バニラスカイ」という作品そのものの問題もあるのか、館内は半分も埋まらず、まあまあ快適な2時間ではあった。映画?感想?う〜んとねえ、あのねえ、そうねえ、次の2点に要約されるかなあ。(1)高所恐怖症の方はエンディングに気をつけろ!・・・私は思わず妻にしがみついた。ヘタなホラー映画よりビビったぜ。(2)1晩に4回もシタ相手の女を捨てる時は気をつけろ!・・・2回なら“ステキ”。3回なら“すっごいステキ”で終わるらしいのだが4回となると、ふふふ、それは見てのお楽しみ。そ、それにしても4回とは。なな、なつかしいぜ。
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