DSB for Access97 諸機能解説 (Ver.1.5 99/7/27 )   前画面に戻る

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ACCESSは持っているけれど、ほとんど使っていない方にこの「DSB」をお薦めします。使い始めてデータがある程度たまってくると、自分だけのオリジナル百科事典のように、きっと手放せないツールとなるでしょう。ちなみに、私はこの4年弱で約1600のデータを管理しています。

URLを記録することによりIEに接続します。

IE 閲覧中に気に入ったコンテンツをテキストで保存し、URLも保存しておきます。後でもっと詳しく知りたい時は保存しておいたURLからIEに接続します。

ACCESSを使った色々なアプリケーションを見てみますと、入力画面に気を配られたものをよく見かけます。このDSBはむしろデータの検索に重点を置いています。

 豊富な検索機能で、きっと目的のデータが引き出せると確信しています。

To Do & 簡易メモ」を備えていますのでので、簡易スケジューラー、日記としても使えます。

住所録機能はあえて入れておりません。新7桁郵便番号などを入れますと、膨大なファイル容量になってしまいますので・・・。

※ 「DSB for Access97」はAccess97専用です。Access2000では使用できません。ご注意ください。

 正規登録されておられる方で、Access2000で読める「DSB」が必要な際は、その旨メールを頂くとご送付しますが、「eText」では接続できません。

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 <インストール>

@ DSB15.EXEを任意のフォルダにコピーして、DSB15.EXEをダブルクリックすれば、圧縮ファイルが展開され、DSB.MDEが生成されます。

A DSB.MDEを開くと、パスワードの入力を求められますので、試用版、あるいは正規版のパスワードを入力します。正規版のパスワードを入力しますと、次回からはパスワード入力画面は現れません。

※※ <!!> DSBは「カレンダーコントロール」を使用しています。「カレンダーコントロール」をインストールされていない場合、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」でACCESS97を再インストールする際、「カレンダーコントロール」もインストールして下さい。

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 <データの入力>

@ DSBを開くと、最初に「メインパネル画面」が表示されますので、「データ入力」ボタンをクリックしてデータを入力します。

A "番号"は、オートナンバー形式ですから、自動的にナンバーが振り付けられます。"入力日"は自動的に入力されます。

B "キーワード1""キーワード2"は必須入力フィールドです。"キーワード1"は後で検索する際に必要と思われる言葉を思い付くまま連想するままに入力しておいて下さい。

 "キーワード2"は後で検索する際に最もふさわしいと思われる言葉を入力しておいて下さい。

 例えば、Windows98に関しての記事を入力するとします。この場合"キーワード1"には Windows98、ウィンドウズ98、Microsoft、マイクロソフト、OS、パソコン、PC…等、およそ思いつくままに「、」や「/」で区切るなどして入力しておきます。"キーワード2"はこの場合Windowsぐらいが妥当でしょう。

 データ入力後、メインパネルの「キーワードで検索」は"キーワード1"をもとに検索します。「索引で検索」で検索すると"キーワード2"で検索します。

※ 私の場合、"キーワード1"には、例えば、データベース/アクセス/ACCESSMicrosoft/マイクロソフト/DSB/のように思いつくままに""で区切ってキーワードを入力しています。

C "掲載図書等"フィールドには参照した書籍名等があれば、その名前を入力して下さい。"掲載図書名フリガナ"フィールドは"掲載図書等"フィールドに入力した名前などが自動的に入力されます。"参照ページ等"フィールドには参照した書籍などの号数、ページなどを入力して下さい。

D "記事"フィールドに保存しておきたい詳細を入力します。テキスト形式で最大64,000バイトの文字が入力できます。

※ 私の場合、テキストエディタで文章を書いて、それをコピーして"記事"フィールドに貼り付けています。いちいちキーボードでテキストなんか打ってられないという方は、スキャナーで取り込んでOCRソフトでテキストに変換するというのも手かと思います。

E "詳細図版"フィールドはOLEオブジェクト型ですので、例えばEXCELやWORDあるいはビットマップ図版などOLE2.0に対応したアプリケーションで作成した詳細な記事などがあれば、"詳細図版"フィールドにマウスポインタを置き、右ボタンをクリックして表示される"オブジェクト挿入"メニューを選択して挿入します。

F "ジャンル"フィールドはコンボボックスから適切と思われる項目を選択してクリックして下さい。

G "ジャンル"フィールドで"パソコン"を選択すると"パソコン分野"コンボボックスが表示されますので、適切と思われる項目をクリックして下さい。

H インターネット閲覧で気に入ったコンテンツがあれば"URL"フィールドにURLを入れて下さい。再度コンテンツを見たい時、簡単にIEからアクセスできます。

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 <データの検索>

@ DSBを開くと、最初に「メインパネル画面」が表示されます。「索引で検索」ボタンをクリックすると"キーワード2"で検索し、五十音順に並べ替えた一覧表が表示されます。次に調べたいレコードの"詳細"ボタンをクリックすると、入力画面で入力したものと同様の単票形式の詳細な記事などを見ることができます。

A 「索引(図版有)で検索」ボタンをクリックすると@同様"キーワード2"で検索し、五十音順に並べ替えた一覧表が表示されますが、ここに表示されるのは"詳細図版"フィールドにデータを入れたものだけに絞り込まれています。後の使い方は@と同じです。"詳細図版"を実際に開く時は「F_索引検索詳細(図版)」フォームの"図版"タブをクリックし、"詳細図版"のデータ欄にマウスポインタを置き、右ボタンをクリックして表示されるメニューで"オブジェクトの挿入"の下の"****オブジェクト"にポインタを置くとさらに"編集""開く"などが表示されるので、"開く"をクリックして下さい。

B 「索引(PC)で検索」ボタンをクリックすると@と同様"キーワード2"で検索し、五十音順に並べ替えた一覧表が表示されますが、ここに表示されるのは"ジャンル"フィールドに"パソコン"を選択したもののみ表示されます。

C 「キーワードで検索」ボタンをクリックすると、「キーワードで検索」メニューが表示されます。ここに"キーワード1"フィールドに入力したキーワードの一部の文字をを入力することによって検索します。

D 「掲載図書等で検索」ボタンをクリックすると、「掲載図書等で検索」メニューが表示されます。左側は実際に掲載図書名をキーボードで入力して検索します。

 右側は、掲載図書名が五十音順に表示されたものです。

E 「ジャンル別検索」ボタンをクリックすると、「ジャンル別検索メニュー」が表示され、左側はコンボボックスの中からいずれかの項目をクリックして検索します。

 右側はパソコンジャンルをさらに細分化して検索します。

F 「入力年月で検索」ボタンをクリックすると、2つのメニューが表示されますが、上のメニューは""""を選択して実行ボタンを押すと、選択した年月に入力したデータが表示されます。

 下のメニューは上同様、""""を選択しますが、さらにジャンルを選択することによりさらに絞り込まれて検索されます。

 カレンダーも表示され、カレンダーの任意の日付をクリックするとその日に入力したデータが表示されます。

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 <データの印刷>

上記いずれかで検索し、詳細ボタンを押すと「詳細な結果」が表示されますが、そのフォームの右上の「詳細レポート」ボタンをクリックすると、詳細レポートプレビューが表示されます。同時に表示される「印刷メニュー」の「印刷」ボタンをクリックして、印刷すれば、次に@の「索引で検索」、Bの「索引(PC)で検索」で検索した時、"印刷済み"フィールドにチェックが入っています。

<!>  プリンタの種類によっては、以下のエラーメッセージが出る場合があります。

 (一部のデータが表示されません。列数および列間隔の指定に対して十分なページ幅がありません。問題を解決するには、[ファイル]メニューの[ページ設定]をクリックし、列数または列間隔の幅を小さくしてください。)

 その場合、OKボタンを押してこのメッセージを閉じ、[ファイル(F)][ページ設定(U)・・・]メニューを選んで、余白を設定し直します。

 このメニューを選ぶと、[ページ設定]のダイアログボックスが表示されますので、その中の「余白」のタブをクリックし、「余白(ミリ)」の中の「右(G)」のところを少し小さくしてみてください。例えば、右余白が19.29mmとなっているところを、19mmぐらいにします。

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 以上簡単に機能を列記しましたが、何度か使えば簡単に理解していただけるものと思います。