Microsoft Windows 2000 に Visual Studio 6.0 をインストールする
Visual Studio 6.0 が問題なく実行できる Windows 2000 は、Windows 2000 ベータ 3 以上です (build 2031 以降)。 

Windows 2000 に Visual Studio 6.0 をインストールする場合はこの章をお読みください。この章では次の項目について説明します。

Windows 2000 Server に Visual Studio 6.0 をインストールする前の準備 
Windows 2000 Professional に Visual Studio 6.0 をインストールする前の準備 
Windows 2000 Server または Windows 2000 Professional に Visual Studio 6.0 をインストール 
Visual Studio 6.0 が必要とする追加コンポーネントのインストール 
この章の手順をすべて完了すると、Visual Studio 6.0 を使用するための準備が整います。

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Windows 2000 Server に Visual Studio 6.0 をインストールする前の準備 
Windows 2000 Server には、BackOffice 4.5 CD に含まれているほとんどのシステム コンポーネントが含まれています。これらのシステム コンポーネントをセットアップするには、コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] を使用します。

Windows 2000 Server に Visual Studio 6.0 をインストールする前に、次のことを行っておくことが必要です。

Windows 2000 Server 固有のテクノロジのインストール 
BackOffice 4.5 のインストールまたはアップグレード 
以上の作業が完了したら Visual Studio 6.0 をインストールできる準備が整います。

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Windows 2000 Server 固有のテクノロジのインストール

コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] で [Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックします。 
Windows コンポーネント ウィザードが表示されます。[次へ] をクリックします。 
Visual Studio に必要なコンポーネントを選択し、[次へ] をクリックしてファイルのコピーを開始します。セットアップできるコンポーネントは次の表のとおりです。 

セットアップするコンポーネント

使用するアプリケーション インストールするコンポーネント

Visual InterDev、Visual J++ (必須)
そのほかすべての製品 (オプション) インターネット インフォメーション サービス
共通コンポーネント
FrontPage 2000 Server Extensions
インターネット インフォメーション サービス スナップイン
Visual InterDev RAD Remote Development Support
スクリプト デバッガ

インターネット インフォメーション サービス (IIS) アプリケーション インデックス サービス

IIS コンポーネントによりインストールされた Visual InterDev RAD Remote Deployment Support と FrontPage Server Extensions World Wide Web Server 

ファイルのコピーが終わったら、[完了] をクリックします。必要に応じてコンピュータを再起動します。必要がなければ [閉じる] をクリックし、追加と削除の画面を閉じます。 
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BackOffice 4.5 のインストールまたはアップグレード 
Visual Studio Enterprise Edition には BackOffice 4.5 が含まれています。Professional Eedition (BackOffice 4.5 は含まれていません) を使用する場合は、「Windows 2000 Server または Windows 2000 Professional に Visual Studio 6.0 をインストールする」に進んでください。 

クライアント サーバ型アプリケーションを開発するため、コンピュータ上にサーバー環境をコピーする必要がある場合は、BackOffice Server のセットアップが必要です。また、イントラネット、インターネット、SQL データベースとの Visual Basic クライアント インターフェイスなどに対応するアプリケーションを開発する場合も同様です。クライアント専用アプリケーションを開発していて、使用するコンピュータ上でサーバー コンポーネントをテストする必要がない場合、ここの手順はすべてスキップしてください。サーバー コンポーネントを追加するときに随時、BackOffice セットアップ プログラムに戻ることができます。 


BackOffice 4.5 のインストールに必要な条件

128 MB 以上のメモリ (RAM) 
メモリが 128 MB 未満の場合は、BackOffice 4.5 をインストールしないか、または BackOffice 4.0 をインストールするかのいずれかを選択することになります。BackOffice 4.0 のインストールについては、このガイドの「NT Workstation 4.0 に Visual Studio をインストールする前の準備」を参照してください。

BackOffice 4.5 をインストールする場合、ページ ファイルのサイズを増やす必要があります。BackOffice 4.5 セットアップの実行中、次のエラー メッセージが表示されることがあります。 

"セットアップは、BackOffice サービスを実行するためのページ ファイル サイズが十分にないことを検出しました。このコンピュータに 128 MB の RAM がある場合、ページ ファイルは少なくとも 256 MB でなければなりません。128 MB 以上の RAM がある場合、256 MB より少ないページ ファイルを使用できます。ページ ファイル サイズを調整してください。ページ ファイル サイズの調整方法の詳細説明は、『BackOffice Server ファースト ステップ ガイド』 で見つけることができます。"

この場合はページ ファイルのサイズを増やしてください。

BackOffice 4.5 をインストールするには

コンピュータの CD-ROM ドライブに BackOffice 4.5 CD 1 を挿入すると BackOffice インストール ウィザードが自動的に起動します。インストール ウィザードが自動的に起動しない場合は、BackOffice CD 1 のルート ディレクトリにある Setup.exe を実行してください。 

メモ Windows 2000 のベータ版の一部では、ここでエラー メッセージが表示される場合がありますが、セットアップを継続してください。 
[BackOffice Server セットアップ] をクリックして、続行します。 
ウィザード情報画面で [次へ] をクリックします。 
次の 2 つの画面で、使用許諾契約書を読んでこれに同意し、プロダクト ID コードを入力し [次へ] をクリックします。 
コンピュータがネットワークに接続されていることを検出すると、BackOffice は自動ログオン パスワードを入力するよう指示します。パスワードを入力したら、[次へ] をクリックします。ネットワークに接続されていない場合、この画面は表示されません。 
BackOffice 4.5 Server セットアップが、インストール ファイルをコンピュータにコピーします。コピーが終了したら [BackOffice ビジネス ソリューション] 画面が表示されます。[カスタム] をクリックして [次へ] をクリックします。

[BackOffice Server プログラムおよびコンポーネント] 画面が表示されます。次の一覧に、ここでインストールするコンポーネントと、後で必要に応じてインストールするコンポーネントを示します。ディスク容量に余裕がない場合、各コンポーネントを別々のディレクトリにインストールすることができます。コンポーネントを選択したら、[次へ] をクリックします。 

[SQL Server 7.0] チェック ボックスはオンのままにします。SQL Server 7.0 ノードを展開し、[開発ツール] をオンにします。ほかのオプションはすべて既定のままにします。 
Microsoft Exchange に依存するアプリケーションの開発用にテスト サーバーが特別に必要な場合以外は、[Exchange Server 5.5 SP2] チェック ボックスをオフにします。この場合 Windows 2000 のバージョンによっては、Exchange Server の依存関係が一覧表示される場合がありますが、[すべてオフにする] をクリックしてすべての依存関係をクリアにし、次へ進みます。 
[NT Option Pack] チェック ボックスと [Site Server 3.0] チェック ボックスは淡色表示になり、選択できない状態になっています。これらの Windows 2000 バージョン プログラムは「Windows 2000 Server 固有のテクノロジのセットアップ」でセットアップされています。 
[NT Option Pack] チェック ボックスはオンのままにしておきます。NT Option Pack には、Windows 2000 に含まれていない Visual Studio 6.0 が使用する補足 Internet Information Server (IIS) ファイルが含まれています。 
[Microsoft 管理コンソール (MMC) 1.1] チェック ボックスも淡色表示になり、選択できない状態になっています。これは MMC コンポーネントはオペレーティング システムに組み込まれているためです。 
既定で選択されていないオプションは、SNA Server、Systems Management Server 2.0、および Proxy Server 2.0 です。これらのオプションについては、サーバー管理および高度な Windows NT プログラムに関する詳しい知識が必要です。特に必要がない限り、ここでは選択しないでください。 
[BackOffice Server データ用フォルダ] 画面が表示されます。プログラム データを異なるハード ディスクまたはパーティションなど別の場所に格納する場合は、インストール先をこの画面で指定できます。インストール先を確認し、[次へ] をクリックします。 
[BackOffice Server 用の Administrator アカウントとサービス アカウント] 画面が表示されます。BackOffice にはアカウントとパスワードを必要とする機能があります。このコンピュータで作業する開発者のアカウントを指定し、この開発者に管理特権を与えることをお勧めします。アカウントとパスワードを割り当てたら、[次へ] をクリックします。 
[次へ] をクリックし、SQL Server 7.0 の既定設定を選択します。 
[BackOffice のインストール] 画面が開きます。選択したコンポーネントについて最終確認を行います。確認後 [次へ] をクリックします。 
BackOffice 4.5 インストール プロセスが起動します。プログラムのインストールにはしばらく時間がかかります。すべての BackOffice コンポーネントがインストールされたら、インストール終了メッセージが表示され、セットアップが完了したことを示します。[完了] をクリックしたら、[はい] クリックし、コンピュータを再起動します。 
BackOffice 4.5 のインストールを完了するには

以前のバージョンの SQL Server が検出されると、再起動時に SQL Server アップグレード ウィザードが起動します。以下の手順を実行し現在の SQL Server のバージョンをアップグレードしたら、[次へ] をクリックします。前のバージョンの SQL Server がセットアップされていない場合、この手順はスキップされて自動的に最後の手順に進みます。

[データとオブジェクトの転送] 画面で [次へ] をクリックします。 
[ログオン] 画面で、SQL Server データのエクスポートとインポートに必要なパスワード情報を入力し、[次へ] をクリックします。 
SQL Server が再起動することを確認するメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。SQL Server アップグレード ウィザードが終了すると、BackOffice 4.5 インストール プログラムの最終手順になります。 
[完了] をクリックして、BackOffice のセットアップまたはアップグレードを終了します。 
これで、Visual Studio 6.0 をセットアップする準備が整いました。

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Windows 2000 Professional に Visual Studio 6.0 をインストールする前の準備 
Windows 2000 Professional に Visual Studio 6.0 をインストールする前の準備は次のとおりです。

Windows 2000 Server 固有のテクノロジのインストール 
Windows 2000 Professional のシステム コンポーネントは BackOffice 4.5 のシステム コンポーネントより新しいバージョンです。新しいコンポーネントをセットアップするには、Windows 2000 コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] を使用します。詳細については「Windows 2000 Server 固有のテクノロジのセットアップ」を参照してください。

以上の作業が完了したら Visual Studio 6.0 をインストールできる準備が整います。

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Windows 2000 Server 固有のテクノロジのインストール

コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] で [Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックすると Windows コンポーネント ウィザードが表示されます。[次へ] をクリックします。 
[Windows コンポーネント] から Visual Studio 6.0 に必要なコンポーネントを選択します。セットアップできるコンポーネントは次の表のとおりです。[次へ] をクリックして、ファイルのコピーを開始します。

セットアップできるコンポーネント

使用アプリケーション インストールするコンポーネント

Visual InterDev、Visual J++ (必須)
そのほかすべての製品 (オプション) インターネット インフォメーション サービス
共通コンポーネント
FrontPage 2000 extensions
インターネット インフォメーション サービス スナップイン
Visual InterDev RAD Remote Development Support
World Wide Web Server
スクリプト デバッガ (ベータ 3 には含まれていません)


ファイルのコピーが終了したら、[完了] をクリックします。必要に応じてコンピュータを再起動します。必要ない場合、[閉じる] をクリックし、追加と削除の画面を閉じます。 
必要な場合、コンピュータを再起動します。 
これで、Visual Studio 6.0 をセットアップする準備が整いました。 

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Windows 2000 Server または Windows 2000 Professional に Visual Studio 6.0 をインストール
Visual Studio 6.0 のインストールを開始する前に、次のことに注意してください。

Visual Studio 6.0 製品と Visual Studio 97 製品を同一のコンピュータにセットアップすることはできません。Visual Studio 97 製品がインストールされている場合、Visual Studio 6.0 製品をインストールする前に、Visual Studio 97 製品をアンインストールしてください。Visual Studio 97 製品の開発環境を使う必要がある場合は、専用の環境を用意してください。 
Windows 2000 Server または Windows 2000 Professional に Visual Studio 6.0 をインストールするには、次のことを行います。 

Visual Studio 6.0 のインストール 
Visual J++ 6.0 のインストール 
これらのインストールを終了したら、Visual Studio 6.0 が必要とする追加コンポーネントのインストールを行います。 

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Visual Studio 6.0 のインストール
Visual Studio 6.0 をインストールするには

コンピュータの CD-ROM ドライブに Visual Studio CD 1 を挿入すると Visual Studio インストール ウィザードが自動的に起動します。後でインストールの追加、または修正を行う場合にも、このウィザードを使用することができます。このインストール ウィザードを使って MSDN ライブラリをセットアップすることもできます。インストール ウィザードが自動的に起動しない場合、CD 1 のルート ディレクトリから Setup.exe を実行してください。 
次の 2 つの画面で、使用許諾契約書を読んでこれに同意したら、Visual Studio 6.0 CD のケースに CD キーとして記載されているプロダクト ID コードを入力します。[次へ] をクリックします。 
[Enterprise セットアップ オプション] メニュー (Enterprise Edition でない場合は [セットアップ オプション] メニュー) から [カスタム]、[製品]、または [サーバー アプリケーション] のいずれかを選択できます。[製品] または [サーバー アプリケーション] を選択すると、セットアップするアプリケーションまたはサーバーが自動的に選択されます。Visual Studio セットアップの準備段階でこれらのオプションのいくつかについては既にセットアップしているので、ここでは [カスタム] をクリックし、[次へ] をクリックします。

[共有のセットアップ フォルダの選択] 画面が表示されます。ディスクの空容量が 50 MB 以上あるハード ディスク上に (どの製品も 571,194 KB が推奨)、任意のフォルダを作成、または選択します。 
[次へ] をクリックして、セットアップ プログラムを実行し、ハード ディスクに Visual Studio クライアント プログラムをコピーします。マスター インストール ウィザードから抽出されたプロダクト ID コードが表示されます。[継続] をクリックし、[OK] をクリックします。 
セットアップ オプション画面が表示されたら、[カスタム] をクリックします。[カスタム] 以外のオプションは無効です。セットアップ オプション画面が表示されない場合、自動的に [Visual Studio 6.0 ‐ カスタム] 画面が表示されます。


[Visual Studio 6.0 Enterprise − カスタム] 画面で、ハイライトされたカスタム オプションが説明とともに一覧表示されます。次の事項に注意しながらセットアップするプログラムを選択したら、[次へ] をクリックします。 

Visual J++ は Visual Studio 6.0 のセットアップ プログラムではセットアップすることができません。Visual J++ をセットアップする場合は、Visual Studio 6.0 のセットアップ完了後、Visual J++ 6.0 CD から Setup.exe を実行してください。 
Visual Studio Enterprise Edition を使用する場合、[Enterprise ツール] を選択し、次に [オプションの変更] をクリックします。Enterprise ツールのうち Application Performance Explorer と Visual Studio Analyzer の 2 つのコンポーネントについては以下の注意が必要です。 
メモ Application Performance Explorer はパフォーマンスのシミュレーションとモデリングだけを目的としたツールです。パフォーマンスに影響する場合がありますので、インターネット インフォメーション サービス (IIS) との併用はお勧めしません。

メモ Visual Studio プロジェクトを検査する高度なツールである Visual Studio Analyzer を使用する場合、設定に注意が必要です。詳細については、次のサポート技術情報を参照してください。J045457 『[VS60] Valec.exe のエラーが発生する』および J047386 『[VS60] セットアップ時、DCOM ユーザー アカウントの作成に失敗』 。Microsoft Knowledge Base には、http://www.asia.microsoft.com/japan/support/search.htm からアクセスしてください。 

Visual C++ を選択した場合、コマンド プロンプトからビルド ツールを実行するための環境変数を設定するかどうかを確認されます。コマンド プロンプトを使用する場合、[環境変数の登録] をクリックし、[OK] をクリックします。Visual C++ グラフィカル インターフェイスだけでコンパイラを使用する場合は、環境変数の登録は必要ありません。 

セットアップを選択していない場合でも、Visual SourceSafe データベースをバージョン 5.0 から 6.0 に更新するよう指示されます。すべてのクライアント コンピュータで Visual Studio 6.0 を使用する場合は [はい] を、一部のまたはすべての開発者が Visual Studio 97 を使用して、ソースコントロールを利用する場合は [いいえ] をクリックします。 
セットアップ プログラムがファイルのコピーを開始します。Visual C++ のセットアップが完了したら、Visual C ++ シンボルの拡張に関するメッセージが表示されます。メッセージを確認し [OK] をクリックします。 
セットアップ プログラムがすべてのファイルをコピーし終わったら、指示がある場合 [Windows の再起動] をクリックします。 

Visual Studio 6.0 のインストールを完了するには 

MSDN およびそのほかのクライアント ツールをインストールする準備ができました。ソフトウェアを登録し、追加 Visual Studio コンポーネントのインストール手順に進むと、Visual Studio セットアップ プログラムは完了します。 

Visual Studio セットアップはインストール ウィザードを再ロードします。ここで Visual Studio のオンライン ドキュメント MSDN をインストールするかどうかを選択します。インストール ウィザードが自動的に起動しない場合、CD 1 のルート ディレクトリから Setup.exe を実行してください。MSDN をインストールする場合、[次へ] をクリックします。 
MSDN CD を挿入します。MSDN プログラムの登録者で最新の CD を持っている場合は、MSDN のインストールをスキップするか (セットアップ済みの場合)、パッケージ付属の CD の代わりに最新の CD を使ってセットアップを行ってください。MSDN CD のパスが正しいことを確認したら、[OK] をクリックします。
Visual Studio の使用許諾契約書に関する情報が表示されます。これを読んだら [継続] をクリックします。 

MSDN 使用許諾契約書を読んでこれに同意します。 
セットアップ画面で [標準]、[スタンダード/ラーニング エディション]、[カスタム]、および [完全] のいずれかのボタンをクリックしてセットアップを開始します。 
メモ [スタンダード/ラーニング エディション] ボタンは MSDN ライブラリ Visual Studio 6.0 でのみサポートされています。 

Visual Studio 付属の MSDN より新しいバージョンの MSDN を使用すると、デスクトップ上にこのショートカットを作成するかどうかを選択します。ショートカットを作成する場合は [はい] をクリックします。そうでない場合は [いいえ] をクリックします。 
インストール ウィザードが、そのほかのクライアント ツールをインストールするかどうかをたずねます。Enterprise Edition では、そのほかのクライアント ツールに、Visual C++ で開発したクライアント アプリケーションの配置に役立つ InstallShield が含まれています。InstallShield をインストールする場合、InstallShield を選択してから [インストール] をクリックし、続くインストラクションに従います。インストールしない場合は、[継続] をクリックします。 

InstallShield のセットアップが終了したら、[完了] をクリックします。 
InstallShield セットアップ プログラムから、[その他のクライアント ツール] 画面に戻ります。[次へ] をクリックします。 
インストール ウィザードがサーバー セットアップを表示します。サーバー インストールが終了している場合、[インストール] ではなく [次へ] をクリックして、次の手順に進みます。

メモ ほとんどの BackOffice コンポーネントについては「Windows 2000 Server 固有のテクノロジのセットアップ」で既にセットアップしているので、ここでまたセットアップする必要はありません。SNA Server が必要な場合は、Visual Studio サーバー セットアップがすべて完了してからセットアップしてください。 
Visual SourceSafe Server をインストールする場合、これを選択して、[インストール] をクリックします。Visual SourceSafe Server をインストールしない場合は、[継続] をクリックします。 
Visual SourceSafe の簡単な使用許諾契約書に関するメッセージが表示されるので、これを読んで [継続] をクリックします。 
プロダクト ID コードを確認したら [OK] をクリックします。 

Visual SourceSafe のインストール パスを選択します。以前のバージョンをアップグレードすることもできますし、新しい Visual SourceSafe を別のフォルダにインストールすることもできます。[OK] をクリックします。 
Visual SourceSafe Server のセットアップ先を選択します。規定値の設定を選択するか (推奨)、任意のセットアップ先を指定します。セットアップ先を指定したら、[サーバー] をクリックします。 
Visual SourceSafe 6.0 クライアントを以前にセットアップしている場合、ファイルのコピーが開始されます。Visual SourceSafe 6.0 クライアントをセットアップしていない場合、Visual SourceSafe データベースをバージョン 5.0 から 6.0 に更新するよう指示されます。すべてのクライアント コンピュータで Visual Studio 6.0 を使用する場合は [はい] を、ソース コントロールを利用する開発者に Visual Studio 97 を使用する開発者がいる場合には [いいえ] をクリックします。 
インストールが終了したら、[Windows の再起動] をクリックしてインストールを終了し、コンピュータを再起動します。 
Windows が再起動すると、インストール ウィザードが再ロードされます。追加のサーバー ツールをセットアップできる画面が表示されます。インストール ウィザードが自動的に起動しない場合、CD 1 のルート ディレクトリから Setup.exe を実行してください。 
ソフトウェアの登録を行います。ソフトウェアの登録を行うことにより、Visual Studio の最新情報を随時取得できるようになります。インターネットに接続している場合は、登録をオンラインで行えます。登録し終わったら、[完了] をクリックします。

メモ このインストール ウィザードは、次の手順でいつでも起動することができます。[スタート] メニュー の [設定] から [コントロール パネル] をクリックします。次に [アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックし、[Microsoft Visual Studio 6.0 Enterprise Edition] をクリックして [追加と削除] をクリックします。

Visual Studio セットアップ プログラムが完了しました。Visual J++ 6.0 が必要な場合、ここでインストールします。Visual J++ が必要でなければ、「Visual Studio 6.0 のセットアップ後にインストールするコンポーネント」に進んでください。 

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Visual J++ 6.0 のインストール
Visual J++ はインストール プログラムの開発後にリリースされているため、Visual Studio 6.0 パッケージには Visual J++ のインストール オプションは含まれていません。 

ここで Visual J++ 6.0 CD の Setup.exe を使って、Visual J++ 6.0 をインストールします。

次は、Visual Studio 6.0 が必要とする追加コンポーネントをインストールします。

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Visual Studio 6.0 のセットアップ後にインストールするコンポーネント
ここでは次の項目について説明します。

Visual InterDev、Visual J++、および SQL Server デバッグで必要となる追加コンポーネントのインストール 
Visual Studio 6.0 Service Pack 3 のインストール 
ここでは Windows 2000 ベータ 3 への更新についても説明しします。

これらのコンポーネントのインストールが完了すると、Visual Studio 6.0 を使用できます。

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Visual InterDev、Visual J++、および SQL Server デバッグが必要とする追加 Visual Studio コンポーネントのインストール
Visual InterDev、Visual J++、または SQL Server デバッグを使用しない場合は、ここはスキップして「Visual Studio Service Pack 3 のセットアップ」に進んでください。

Visual InterDev には、Web サーバー固有のファイルが含まれています。これらのコンポーネントは BackOffice 4.0 セットアップ プログラムに含まれています。残りのサーバー プログラムは Windows 2000 Server または Professional セットアップ プログラムで既にインストール済みなので、Visual InterDev 固有のコンポーネントだけをセットアップしてください。

Visual InterDev のオプションは、Visual Studio の Professional バージョンと Enterprise バージョンの両方に含まれています。ただし、SQL Server デバッグは Enterprise Edition にだけ含まれています。

追加コンポーネントをインストールするには

コンピュータの CD-ROM ドライブに Visual Studio CD 1 を挿入し、CD 1 のルートから Setup.exe を実行します。 
Visual Studio 6.0 のメンテナンス画面が開きます。[サーバー アプリケーションとツール (追加のみ)] をクリックしたら、[次へ] をクリックします。 
サーバー セットアップ画面が開きます。[BackOffice セットアップ ウィザード] をクリックし、[インストール] をクリックします。 
Visual Studio インストール ウィザードが BackOffice 4.0 インストール プログラムを起動します。[カスタム] をクリックして [次へ] をクリックします。 
[必要なディスク容量] 画面が表示されます。各ドライブまたはパーティションの使用可能なディスク容量と、各 BackOffice 4.0 コンポーネントが必要とする容量を確認できます。ハード ディスクの必要条件を確認したら、[次へ] をクリックします。

[BackOffice プログラムおよびコンポーネント] 画面が表示されます。次の表に示されているコンポーネントのチェック ボックスをオンにします。BackOffice 4.0 セットアップ画面のそのほかのチェック ボックスはすべてオフにします。次に [次へ] をクリックします。


BackOffice 4.0 でインストールするコンポーネント

使用アプリケーション
インストールするコンポーネント 
Visual InterDev、Visual J++
リモート マシン デバッグ 
Visual InterDev
Visual InterDev サーバー 
Visual C++、Visual InterDev SQL Server デバッグ (Enterprise Edition 付属の BackOffice バージョンから SQL Server をインストールしている場合)


インストール先を確認する一覧が表示されます。変更する場合は [戻る] をクリックします。BackOffice ファイルをコピーしてシステム登録を行う場合は [次へ] をクリックします。 
BackOffice 4.0 セットアップが完了すると、BackOffice セットアップ ウィザードが終了を指示しますので [完了] をクリックします。 
再起動するよう指示されたら [はい] をクリックします。 
[完了] をクリックして、Visual Studio 6.0 インストール ウィザードを終了します。 

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Visual Studio Service Pack 3 のインストール
Visual Studio SP3 をインストールするには

Visual Studio Service Pack 3 (SP3) には、Visual Studio 6.0 と Internet Explorer 5 (Windows 2000 には統合されています) に対応した重要な拡張機能や修正プログラムが含まれています。ここで Visual Studio SP3 をセットアップしてください。

Visual Studio 6.0 Service Pack 3 CD に Visual Studio SP3 が含まれているのを確認します。 
SetupSp3.exe セットアップ プログラムを実行し、Visual Studio SP3 をロードします。 
Windows 2000 ベータ 3 に Visual Studio Service Pack 3 をインストールしようとすると、1 つのまたは複数のファイルに対してシステム ファイルに関するエラー メッセージが表示されます。この場合は、[OK] をクリックして、SP3 セットアップを継続してください。 Windows 2000 ベータ 3 で Visual C++ および Visual J++ を使用する場合は、「Windows 2000 ベータ 3 のアップデート」を参照して、必要なファイルを取得してください。 

これで Visual Studio 6.0 を使用できる状態になりました。 

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Windows 2000 ベータ 3 のアップデート
Windows 2000 ベータ 3 の場合、Visual C++ と Visual J++ を使用するために必要なアップデートを取得することが必要です。詳細については、次のアドレスをご覧ください。 

http://www.asia.microsoft.com/japan/windows2000/preview/support/download.asp 

Windows 2000 最終ベータ版および出荷版ではこの問題は発生しないので、アップデートは必要ありません。