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子供英語

日本英語教育学会　

日本英語教育学会中国四国支部

９。宿題を出してみよう

１週間に１回の英語クラスって英語に接する時間が少ないですよね。おうちで何か英語に関係することをしたらいいと思います。宿題を出してみましょう。宿題チェックは１対１ですると、発音の個人指導ができます。

１週間にワークブック１ページ
ノートに１単語を最低１回、書きたい人はもっと！好きなだけ。

宿題チェック

宿題チェックの時間は、クラス開始直後にしてみてはいかがでしょう。

子供英語の場合は、クラス開始直後の時間は、パソコンを使っています。６人定員のクラスの中で、一人一人教室に入ってきますが、２台のパソコンで２人がアクティビティを行い、１人が先生に宿題を見せ、残りの４人は、コンピュータカードというパソコン活動記録を記入します。クラスメンバー全員が何かの活動に携わっていると、先生は落ち着いて宿題チェックができます。

宿題チェックの会話

Teacher: Show me your homework, please.
Student: OK.（先生の側にかばんを持ってきます）Teacher, look my homework.
T: OK.
S: May I sit down.
T: Yes, you may.
S: Teacher, ook my notebook.
T: Of course. Read it aloud.
S: Yes. （ノートを音読する）
T: Good.
S: Teacher, look my workbook.
T: Sure. Read it aloud.
S: （ワークブックが読めなくて、少し考えている）Teacher,I don't know. What's this?
T: （ワークブックを読む）
S: （先生の後について言う）
T: Thank you.
S: You're welcome.

宿題として選んでいる課題

宿題好きの子どもは、どんどんワークブックをしてくるので、先生としては、新たなワークブックを開拓しなければいけません。子供英語では次の順に宿題ワークブックをさせています。

Oxford Junior Workbook：新出語彙はクラスでして、色塗りや書き方ページは、宿題にしています。

LET'S GO (Oxford University Press)：終わりのアルファベットは数字をまず、宿題に。１回のクラスに１ページ全員で作業し、１年間経過して、残ったページは宿題にします。

actibity for children (Oxford University Press)：宿題専用のワークブックにしています。宿題チェックの時に、１ページ分の文章は全部私と一緒に音読しますが、２ページ以上作業がしたい子は、ご家庭で保護者の方に一緒に音読して頂いています。

100 WORDS KIDS NEED TO READ by 1st GRADE (SCHOLASTIC)：actibity for children 3まで終わったら、このワークブックをします。これも、作業だけで終わるともったいないので、保護者の方に音読をお願いしています。

悩み

私の悩みは、生徒が宿題が大好きで、たくさんしすぎることです。そうすると、発音チェックが間に合わないので、困ります。どういうことかというと、クラスの最初に２０分間は、パソコンを使っての自習（高学年はメール書き）兼宿題チェック（実は宿題のチェックより、発音のチェックが目的）の時間にしていますが、ワークブックを１人１０ページもしてくると、２０分で６人分の宿題チェックができません。発音チェックしなくていい程簡単な宿題だと、子どもが飽きてしまうので、難易度と量のバランスが本当に難しくて、困っています。本当に保護者の方のご家庭でのご協力なしには、たくさん宿題をしたがる子のワークブックのチェックが十分にできない状況です。

ということで、ワークブックを探すのも大変です。以前、「進度をそろえるべきだ」という固定観念にとらわれていた時、１人の子どもに同じワークブックを複数回させたことがありました。その子は、同じワークブックをするのが嫌で、教室をやめました。

という苦い体験があるので、とにかく、同じ作業は何回もさせない工夫をしています。