− 実機グライダ−の世界 −



■思い出の機体・・・ (1980.4〜1984.3)

三田式3型改T JA2176


■三田式3型改T

私が初めて一人で空を飛んだのは、この機体です。国産複座練習機で太南工業製。当時は学生の練習機として数多く日本の空を飛んでいました。しかし、1983年運輸省航空局の依頼により、日本大学理工学部の野口先生のもとで国内の滑空機の安全性確認のため、主翼の破壊試験を実施しました。その結果、三田式3型改Tの主翼の強度が不足していることが判明し、数年後、日本の空から姿を消してしまいました。自らの手で飛べない機体にしてしまったことが、とても残念です。





学生最後の合宿でのフライトです。 三田式3型改T JA2171 (1984.3)





●霧が峯でのフライト

霧が峯での学連関東支部の合宿で・・・明星ASK−13 (1981.7)




■アレキサンダ−シュライハ− Ka−8C

現在でも学生クラブや社会人クラブで飛んでいる機体です。当時は我がクラブでもオ−ルラウンドプレ−ヤ−として活躍していましたが、時代の流れには勝てません。現在はASK23Bと世代交代しているようです。しかしながら、この機体の操縦のしやすさ、安定性、サ−マルでの浮きは、特筆すべき物があると思います。この機体にのって学生選手権で頑張りました。またいつか乗ってみたい機体です。






第24回全国学生グライダ−選手権の様子・・(1984.3)



■NIPPI PILATUS B4

スイスはピラタス社の機体ですが日本飛行機がライセンス生産を開始し、国内でも多く見かけられる機体です。この機体には、グライダ−としては珍しく、Gメ−タ−が装備され、生まれがアクロバットグライダ−であることを物語っていました。当時の日本大学理工学部航空部のス−パ−シップで、4年生以上がようやく乗せてもらえる機体でした。あこがれのB4・・と学生の間では皆が思っていました。




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