Ka−8C


マルチプレックス製の2チャンネルスケ−ル機で、主にどうもスロ−プ向きの機体です。胴体はとてもスケ−ル感が出ていてきれいな機体です。でもチョット重いのがたまにきずというところです。はじめはグライダ−として作成していましたが、EP化しました。

■長年の不満解消!・・主翼を作り替えました。エルロン仕様となりました。(2002.6)

主翼をリニューアルしたKa-8C

旧仕様のKa-8C


旧仕様 新仕様
翼長 1500mm  → 1600mm
主翼面積 20.0dm2 同左
主翼翼形 Jedelsky   → E−201modified
モ−タ− AP29L    → HYPER 400/35T-N
ギヤユニット ダイレクトドライブ 同左
プロペラ Graupner 6×3CAM改 同左
バッテリ− 7N500AR(SANYO)→ 8N500AR(SANYO)
サ−ボ JR NES341×2
エレベ−タ−、ラダ−
JR NES371×2
エレベーター、ラダー
GWS NANO BB9g×2
エルロン×2
JR NER649S GWS RD−8シングル(PPM)
受信機
全備重量 820g(バッテリ−含む) 800g(バッテリー含む)

●制作&フライトインプレッション

主翼はマルチプレックス独特のJedelsky式で、バルサ板2枚をへの字に張り合わせて、リブで固定する方式の主翼です。とても重い堅いバルサで、重くて丈夫な主翼?ができあがります。胴体は白色ゲルコ−ト仕上げのFRP製で、とても厚く丈夫な重たい胴体です。しかしゲルコ−トの色がやや黄ばんでいるので、フィルムの色とアンマッチを起こしますので、結局はウレタン塗装してしまいました。(また重くしました・・・^^;) 主翼はどうも下面はフィルムを張らない構造のようですが、かっこわるいので下面もフィルム張り仕上げをしました。結果翼形はクラ−クY近似形になってしまいました。

重たい機体なのでモ−タ−はAP29Lにしています。引きは十分でぐんぐん上昇します。が、いかんせん重い機体と、図面には23dm2と書いてはありますがおそらく20dm2位のクラ−クY近似翼で浮きは期待できません。実機のゆっくりと飛ぶイメ−ジとは逆に、早いスピ−ドでグライドします。ラダ−機ですがエルロン機のキットだとおもしろい機体だと思いました。

●リニューアル後のフライト

主翼はサーマル工房さんよりASK−21の主翼のみを取り寄せて、胴体取り付け部の翼幻長を変更するために中央側の翼を改造しています。
もともと厚翼でスケール感のあるフライトをするASK−21同様に、満足行くフライトをしてくれました。AP29L×7セルからQRPさんのHYPER400×8セルに変更して体重を減らそうとしましたが、重心調整で(MACが変わって)バラスト搭載を余儀なくされて、若干の軽量化にとどまってしまいましたが、サーマルにも乗ることができる機体に変わりました。
スケール感あふれるフライトをしてくれて満足しています。


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