日々、ヨウムの不思議な癖/行動と出会う事は多い

試しに、我が家のシロ@ヨウムの癖/行動を垣間見てみよう

 

溜糞

夜ケージ内で糞をせずに、朝まで我慢しているシロ

完全な「籠の鳥」生活では無く、「放鳥」している所為かどうかは不明だが

シロは、ケージ内で糞をする事を好まず、トイレは主にスタンド/ジャングルジム

現に朝一番の溜糞は、スタンド/ジャングルジムの定位置で元気に一発〜!

もしくは、ケージの上に留まって、お尻をケージ外側に向けて排泄

自分の住まいであるケージ内に排泄物を出したくないようだ

それとも、自分のテオトリーを囲っているのだろうか?

 

歯軋り

普段は、就寝前に、よく聞かれる歯軋り音

実際には、上嘴裏のギザギザで下嘴を研いでいる音だが

シロの場合は「満足感」「安心感」など「心の安定感」を感じる

 

爪研ぎ

人間の子供の爪噛み行為に似た行動

シロの場合、特に水浴び後は必ずと言って良いほどに見受けられる

爪先を噛んで研がしたり、爪の隙間に付いた食べ物を取り除いたり

ついでに、ノミでも捕るみたいに足の皮膚も軽く噛んで居る

単なる「身嗜み」の手入れだと思っている

 

首振り

シロの場合、首を横にブルッと震わせるのは単なる「食べ物への味覚反応」

旬の美味しい物を貰った時は、首を上下に振って喜んでいる我が家のシロ

床/テーブル等に首を縦に激しく振り落とし、音を立てるのは

未だに何故なのか良く分からないが

喜んでいるようにも、苛立っているようにも思える

ただし

胃物を吐き出すように、首を前後に動かして居る時は要注意

嘴奥の喉元付近に粘着物が在れば・・即!獣医の元へ!

 

恐竜鳴き

めったに聞けない、ヨウムの奇声

突如「ぎぇ〜」「ぐぇ〜」と凄まじい大声で、飛びながら鳴くシロ

最初は驚いたが、今では「大声を出して欲求不満解消」「気分転換」ぐらいに思っている

 

砂掻き行為

猫の砂掻き行為に似た行動

「精神的に落ち着かない時に、見受けられる」とも

「ヨウム本来の習性で、土中のミネラル分/餌を探している」とも

色々と言われているが・・本当の事は不明

単なる意味の無い癖/行為と思って、静かに見守って居れば

いつの間にか見受けられないようになるらしい

 

毛羽立ち/身震い

一瞬、全身の毛を逆立て、ブルッ!と身震いするシロ@ヨウム

羽毛/羽根間の空気交換のようにも、羽根滓を落とす為とも見える

「満足度」「安心感」の表れとも言われているが・・パパには分からない行動

「尾羽を左右にブルッっと振る」のは・・満足感の一種に見えるシロ@ヨウム

ただし

全身の毛を膨らませて、頭を翼の中に埋めている時は

即!保温の上、確かな獣医の元へ直行すべきです!

 

 

噛み癖

どのヨウム飼いさん達も、必ずと言って良いほどに体験済み?

我が家のシロ@ヨウムの場合、幼鳥時は「甘噛み」のみだったが

生後1年弱〜1年半頃の「自我の芽生え」時期は、本当に酷かった

指から血が出て、傷口が当分のあいだ治らない!って事は普通だった!

 

今、振り返って考えてみると

「噛み加減が分からない」「シロの気に入らない事を、パパが行った」

「遊びの途中で邪魔されて気分が悪かった/怒った」「何か怖かった」

・・・って感じのものだったのでは?、と思っている・・・

 

シロ出身店こんぱまるで教授された「噛み癖矯正法」とは

指を噛まれた時「驚かない」「大声を立てない」で

「噛まれた指を、そのままの状態でヨウムの頭ごと、後ろ方向へ持っていく」

そうすると、きつい体勢になるので自然とヨウムが嘴を指から離す・・との事

 

シロ@パパが行ったのは

噛まれたら「い・た・い」「痛い」「噛んだら、パパが痛い」と言い続け

最後には、噛まれた指をシロ@ヨウムの目前に持っていき「見てみろ!」

「噛んだら、パパが痛いんだから!」「噛んだら、血が出ているだろ!」と常に言い続けた

お陰で、そのままの言葉を覚えてしまったのは大きな誤算

ただし

同じ「叱る」「怒る」言葉にせよ

「駄目!」「いけない!」などの禁止用語は使わなかった

 

鳴き癖

ケージに戻した時や、ひとりぼっちになった時などに

寂しさから呼び鳴きするみたいだが・・今の所、我が家では無い

 

と云うよりも

夕方、ケージに御帰還頂く時や

シロ@ヨウムの傍に居て、その場をパパが離れる時などは

必ずと云って良いほどに、優しく声を掛けてから行動に移した

お陰で、呼び鳴き等は無いが

行動に移す前に掛けた言葉を、そのまま覚えて喋るようになってしまった

 

鳴き癖は、成長してから直すのは難しい事だと思うので

幼鳥の時から「行動前に優しく声を掛ける」事を常に心がけると良いと思う

 

破壊癖

これは、諦めるしか無い「鳥の習性」

禁止することは「人間に手を使うな!」って言っているようなもの

 

むしろ、破壊されて困る物は「鳥の傍には置かない」

「鳥の生活圏内に在るものは、破壊されても構わない物のみ」

と思っていたほうが、お互いの精神健康の為に良いと思っている

もちろん「興味を引く、破壊し易いオモチャ」を存分に与える事も大事

 

食餌の癖

一般的にヨウムは「味覚に五月蠅い」「好き嫌いが激しい」

と言われているが・・各種の物を、根気よく給餌続けることで解消出来ると思う

人間も子供の頃は嫌いだった食べ物が、大人になると美味しく感じて好物になったりする

 

シロ@ヨウムの場合も似ていて

幼鳥の時は食べなかったのに・・成長に連れて食べ始めたり

同じ食物だが・・より品質の良い物を給餌すると、喜んで食べたりする

簡単に諦めずに、根気よく給餌したいものを形を変えて給餌してみると良いみたいだ

 

また、我が家のシロ@ヨウムには見られない事だが

「餌箱のペレットを掴んで捨てる」「食べ物を遊び道具に使う」などは

食べ物の品質が劣ってない限りは・・給餌方法が良くないのではないかと思う

もしくは「適切なオモチャ」「適切な気分転換の場」を提供して居ないのかも知れない

 

毛引き行為

羽根の生え替わりでは無く、自虐的に羽根を抜いたり/噛み切る

ヨウム飼いさんの中には、この毛引き行為/毛引き症で悩まれている方は多い

「内臓器官から来る病状」とも「各種ストレスから来る症状」とも言われているが

確かな原因は未だに不明で、確実な治療法も解明されて居ない

何時、どんな状況で、急に毛引きし始めるか?は正確には不明

 

パパ個人で知り得る限りは

「毎日の水浴び」「毎日の日光浴/外気浴」を行い

「各種の良質な食餌」「化学処理されていない飲み水」を給餌し

「アロマ」「漢方薬」「ハーブティー」「レッドパームオイル」等を用いて

気長に!平温な気持ちで!見守るのが現状のようだが

現に、上記の事柄で毛引き症を治癒されたヨウムさんも居るのは確かな事!